要請番号(JL04824A11)
募集終了



・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業畜産省
2)配属機関名(日本語)
国立河川湖沼漁業研究センター
3)任地( ハ県ハ ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2005年6月に設立された国立河川湖沼漁業研究センター(旧国立冷水漁業センター)は 、国内の河川や湖沼におけるブータン内水産資源の持続可能な保全・管理を推進する管轄当局である。敷地面積は9ha。敷地内にマス養殖センターを保有し、冷水魚種に基づいた魚養殖の促進と発展を目指している。年間予算は約5,000万円。これまでJICA海外協力隊の派遣実績はなく、今回が初めてとなる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先におけるニジマスの養殖技術は一定レベルまで向上しており、年間生産量は約10トンと安定したニジマス(100g~250gの大きさ)の養殖に成功している。一方で、ブータン市場においてニジマスは高級魚であるため買い手が限定的となっていることに加え、食品加工の技術が乏しく価格に見合った製品開発・販売に至っていないのが現状である。この様な背景から、ニジマスを使った付加価値の高い加工品開発のアドバイスが可能なJICA海外協力隊が求められ、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先職員と協働して、以下の活動を行う。
1.新しいアイデアを提案し、付加価値のある商品開発を行う。
2.可能な範囲でパッケージデザインやブランディングについて助言する。
3.開発した製品の販路開拓を行う。
4.上記活動を通じて、配属先職員の知識・技術向上を図る。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
真空包装機、スモーク機、冷蔵庫、調理器具一式など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
センター長(50代:男性)
カウンターパート(40代、男性)
同僚12名(20代~50代:男性7名、女性5名)
活動対象者:
同僚および地元商店(約10店舗)など
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学歴水準に合わせるため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:指導的な活動となるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・任地はブータンの中でも標高が高く、特に冬場は-10度まで下がる日が続くこともある為、防寒対策が必須な地域。
・地方部の為、住居数も限定的であり新築も少ないことから、質素なアパートとなる可能性が高い。
・現地語(ゾンカ語)については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。