要請番号(JL04824A16)
募集終了
3代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
王立人事院
2)配属機関名(日本語)
ダクツォ職業訓練センター
NGO
3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、当国で最初に設立された青少年障害者の社会参加を目的とした職業訓練センターである。生徒は13~45歳までで、障害の種類は知的、自閉症、ダウン症、肢体、聴覚、視覚が混在。生徒数は首都ティンプーが約60名、東部タシガン支部が約100名。職業訓練は、縫製、石画(小石の上に伝統的な絵を描く)、仏画、織物、刺繍、ぬいぐるみ作成等の活動を行っており、作品は土産物として販売され、センターの重要な収入源となっている。年間予算は約1500万円。2024年2月現在、JICA海外協力隊(手工芸)が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
本配属先には、これまで複数代に亘りJICA海外協力隊(手工芸)を派遣しており、同僚、生徒への技術指導をはじめ商品開発や品質改良など幅広い活動を行ってきた。現在は、複数の店舗や有名ホテルなどから安定した受注が継続しており、配属先の収入向上に貢献している。現在派遣中の隊員は、受注の大半を占めるぬいぐるみ制作に注力しており、パターン作成から製作までを担当している。また、同僚や生徒が縫製を担っているが、新たなデザインパターンを作成できる人材がおらず、加えて製品の品質指導も大きな課題となっている。このような経緯から、受注の柱となるぬいぐるみ制作の生産継続と品質維持に加え、新たな製品の開発及び同僚への技術指導が期待され、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 縫製担当の指導員(健常者)やプロダクト・メンバー(卒業生および在学中の生徒)の技術向上の支援を行う。
2. 既存の製品の品質維持のための指導を行う。
3. お土産品となる縫製小物の新しいデザイン開発の導入を行う。
4. 縫製担当の指導員とプロダクト・メンバーのリーダーに材料や在庫管理の指導を行う。
5. 販売促進(ディスプレイ等)を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ミシン(中国製工業用ミシン、インド製足踏みミシン)、基本的な手工芸道具等
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
・ダイレクター(60代、女性)
・縫製担当及びプロダクト・メンバー5名(10-40代、男女)
【活動対象者】
縫製担当スタッフ5名、職業訓練校の生徒約60名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:指導的な活動を行うため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:多様な縫製指導を行うため
(指導経験)3年以上 備考:指導的な活動を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・現地語(ゾンカ語)については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。