2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04824A23)
募集終了

国名
ブータン
職種コード 職種
C211 獣医・衛生
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
1代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業畜産省

2)配属機関名(日本語)

国立動物病院

3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1962年に設立された国営の動物病院である。2018年に現在の施設へ移転し、2022年より国内唯一の24時間営業の動物病院となった。同配属先はブータン国内で課題に挙げられている狂犬病の撲滅、野良犬の不妊手術プログラムを推進しており、各県の動物病院と連携しブータン全土で同プログラムを実施している。年間予算は約400万円。2024年4月現在、JICA海外協力隊(獣医・衛生)が活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先には4名の獣医師が在籍している。当国の獣医師は野良犬の狂犬病予防接種、不妊手術等を主な業務としており、それ以外の診療に関する知識・技術が十分とは言い難い。加えて昨今、ティンプー県ではペットを飼う家庭が増加し、診療内容の幅が広がっているにもかかわらず、新たな知識や技術を学ぶ機会が少ないのが現状である。このような経緯から初代隊員が派遣され、同僚獣医師の診察・治療をサポートしながら技術指導を実施している。しかしながら、適切な診断や家族への病状説明等を行うには時間を要することから、継続した指導が必要であると判断し、今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と協力しながら、以下の活動を行う。
1.配属先において、病気やケガを負った動物(主に犬と猫)の診療を同僚と共に行う。
2.レントゲン検査、超音波検査および臨床病理学的検査の向上を図る。
3.診療・治療を通じて、同僚の知識、技術の向上を促す。
4.全国の獣医師を対象としたセミナーを実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

レントゲン装置、超音波診断装置、内視鏡装置、動物用血液分析装置、顕微鏡、酸素発生装置、眼科手術用具一式、麻酔モニター、パルスオキシメーター、オートクレーブ、動物救助用車両など

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
ダイレクター(男性、60代、獣医師、院卒)
獣医師3名(男女、20~30代、院卒、大卒)
動物看護師(男女、10名)

【活動対象】
獣医師、動物看護師、大学生(畜産学専攻)など

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(獣医師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)獣医学 備考:活動上、資格が必要となるため。

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:指導的な活動となるため。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

現地語については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。