要請番号(JL04824B01)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業畜産省
2)配属機関名(日本語)
ブータン食糧公社
3)任地( チュカ県プンツォリン市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ブータン食糧公社(FCBL)は、ブータン南部の都市プンツォリンに本社を置く、1974年に設立された国営企業である。配属先はティンプー、ゲレフ等の4都市に事務所があり、国内で不可欠な食糧備蓄の維持、競争入札による農産物輸出の促進、全国の公立学校への配給品の調達と配給の管理、公正価格での卸売・小売業務による商品価格の安定等のサービスを提供している。年間予算は約40億円。これまでJICA海外協力隊の派遣実績はなし。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2024年7月にブータン政府より第13次5ヵ年計画が発表され、農業分野では食料安全保障の強化が目標となった。その中にサプライチェーンとロジスティクスのマネジメント強化が含まれており、国営企業である配属先に対する期待が高まっている。配属先では、国内農産物の流通を目指した国内外における新市場開拓に加え、流通を見据えた倉庫の増築等を計画している。今後の販路拡大を想定し、サプライチェーン・マネジメント等の強化が必要不可欠な状況であるが、配属先には十分な知識・経験を有する職員が不在の為、日本の知見を取り入れつつ、各種業務の改善やアドバイスが可能な人材を強く希望しており、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協力しながら、以下の活動を行う。
1.配属先における業務内容の把握から問題・課題抽出を行い、改善点を共有する。
2.サプライチェーン・マネジメント手法の紹介および導入、同僚を対象とした勉強会を開催する。
3.同僚に対して、在庫管理業務の改善に関する助言をする。
4.必要と思われる業務マニュアルや標準作業手順書(SOP)を作成する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
CEO(40代、男性)
カウンターパート(30代、女性、大学院卒)
同僚5名(20代~40代、男女)
倉庫担当スタッフ 約120名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:A)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学歴水準に合わせるため
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:実践的かつ指導的な活動のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・Food Corporation of Bhutan Limitedに関しては、こちらを参照のこと。
・2024年度秋募集では、同配属先からマーケティングの要請がなされている。
・現地語(ゾンカ語)については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。