2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04824B08)
募集終了

国名
ブータン
職種コード 職種
F111 経営管理
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

王立経営学院

2)配属機関名(日本語)

財務・ビジネス学部

3)任地( ティンプー県シムトカ ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

王立経営学院は1986年に設立されたブータン唯一の経営大学で、公共・民間部門の行政や経営に関する知識・スキル向上を任務としている。キャンパスはティンプー市からバスで約10分の郊外に位置しており、教員数は34名、全生徒数は約200名。MBAや修士課程(会計)の他、ディプロマコース(財務管理、IT)、修了課程(会計)、公務員への能力強化研修サービスなどを提供している。年間予算は約1億6千万円。2009年~2011年に隊員1名(コンピュータ技術)の派遣実績があるが、経営管理職種では初めての派遣となる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ブータンは内陸山岳国という地理的な制約を抱えており、また人口約78万人と経済規模も小さく、産業に乏しい。そのため、ブータン政府は第13 次5か年計画において、「2029 年までに持続可能な経済成長を牽引するため、生産性を向上させ、製品と市場を多様化させる」との目標を掲げ、民間セクターの開発促進を図っている。王立経営学院は主に、経営や財務、会計等を学生に教えているが、実際に企業や公的機関において、財務や会計現場を経験している講師が少ない。そのため、学んだ知識をどのように応用・実践するかを、ケーススタディなどを使って教えることができる人材が求められており、隊員の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚教員と協力しながら、下記の活動を行います。
1. MBA、修士課程(公会計)、大学院(会計)、ディプロマ(財務管理)の学生に対し、会計と財務についての講義を担当する。
※講義はディスカッションや実践を中心に1日4時間(午前2時間、午後2時間)、週に2日間の講義を担当する予定。
2. 学生からの個別相談に対応する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

オフィススペース、執務机

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
学部長: 女性 50代 修士 (会計管理)
カウンターパート: 男性 40代 修士 (公会計)
※学部全体の職員数は7名 (30代~40代)

【活動対象者】
・MBAや修士課程、ディプロマ在籍の学生約130名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:A)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(修士)政治・経済学 備考:同僚の学歴水準に合わせるため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実務に則した指導に必要

[参考情報]:

 ・会計・財務の実務経験は必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・現地語(ゾンカ語)については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。
王立経営学院HP
・2024年度秋募集では同大学から「コンピュータ技術」職種についても要請が出されている。