要請番号(JL04824B11)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
産商業雇用省
2)配属機関名(日本語)
メディア・クリエイティブ産業・知的財産局工芸振興課
3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、手工芸品の振興を通じた雇用創出および地域住民の収入向上を目的に、2023年の省庁編成により産商業雇用省に新設された部署となる。スタッフ数は4名、年間予算は約1,000万円である。国内各地で伝統的に生産・使用されてきた工芸品(竹細工、金属細工、木工品、織物等)を、首都などで開催されるクラフトバザールで展示・販売する機会の提供、高品質の工芸品を生産する為の各種研修を実施している。これまでJICA海外協力隊の派遣実績はなく、今回が初めてとなる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、各地域のコミュニティや団体、個人生産者に対して手工芸品の品質向上や商品開発の促進等を行っている。今回の要請では、特にティンプー市内で洋服、民族衣装(ゴ、キラ)を仕立てているテーラーと、ブータン伝統布を使用した手工芸品の制作者が対象となり、配属先では、定期的な巡回指導やトレーニングの開催を検討している。しかしながら、新設された部署であることに加え、同僚スタッフの経験不足などもあり実施困難な状況にある。この様な背景から、縫製技術の向上を目的としたトレーニングの企画・運営、参加者に対する縫製指導が可能であり、且つ主体的に活動を進めることが可能な人材を強く求めており、JICA海外協力隊の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚やベテラン制作者と協力しながら、以下の活動を行う。
1.ティンプー市内で実施するトレーニングを企画・運営する。(トレーニングは数日~1週間程度を想定)
2.トレーニング参加者に対して、縫製技術、立体裁断、パターン等の指導を行う。
3.ブータンの伝統布や他素材を活用した試作品製作を提案・支援する。
※配属先との協議のもと、各機関やNOP団体などでの縫製指導の可能性もある。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ミシン5台(インド製工業用ミシン、インド製足踏みミシン)、基本的な手工芸道具、ブータン伝統布、事務用品
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
課長:(50代、女性)
カウンターパート:(30代、男性)
同僚:3名(20代~30代、女性)
【活動対象者】
同僚4名、手工芸品製作者、テーラー約150名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚の学歴水準に合わせるため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:専門的な指導に必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・現地語(ゾンカ語)については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。