要請番号(JL04824B13)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ゲルツェン・ジツェン・ペマ母子病院地域保健科ラクテーションマネージメントユニット
3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、2019年にジグミ・ドルジ・ワンチュク国立病院(JDWNRH)の一組織として開院した、ゲルツェン・ジツェン・ペマ母子病院(GJPMCH)の「地域保健科」となる。同課は、産前産後指導、予防接種、家族計画、授乳指導、カウンセリング、マターナルエクササイズ等の母子保健に関する支援を行っている。病院全体の年間予算は約2億円。2024年8月現在、JICA海外協力隊(理学療法士)が活動中であり、過去助産師の派遣実績がある。ブータンの保健医療分野では、JICA技術協力プロジェクト「医学教育の質の強化プロジェクト」(2020年-2025年)を実施中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、母乳育児の推奨および普及のため2014年よりラクテーションマネージメントプログラムを実施している。過去、助産師隊員により栄養指導をサポートしていた一方で、母乳育児に関しては専門知識を持った人材がおらず、情報が古いままのため指導内容の見直しが喫緊の課題となっている。加えて、配属先に隣接する医科大学と協力し、ラクテーションマネージメントコースの設立を検討中である。この様な背景から、同コースのカリキュラムを確立、母乳育児の指導内容を見直しするにあたり、同僚助産師の経験値では対応が難しく、母乳育児に長けた経験を持つJICA海外協力隊のサポートを強く希望し、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協力しながら、以下の活動を行う。
1.同僚と共に妊婦とその家族に対して、母乳育児に関する指導を行う。
2.既存の指導内容を精査し、改訂作業を行う。
3.隣接する医科大学と協力し、ラクテーションマネージメントコースを開発する。
4.母乳育児に関する勉強会を計画・実施する。
5.既存の指導内容の見直し後、地域病院を巡回し普及活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
乳房モデル、人形、哺乳瓶、各種教材、事務所内執務室、事務机、パソコン、プリンタ等
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
部長(女性、50代)
カウンターパート(女性、40代、経験年数20年)
同僚2名(女性、30代~40代)
【活動対象者】
同僚、妊婦とその家族、地域病院スタッフ
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:A)
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:(女性) 備考:指導対象が女性のため
[学歴]:(大卒)看護 備考:同僚の学歴水準に合わせるため
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:専門的な指導に必要
[参考情報]:
・国際認定IBCLC資格(必須)
・BFHI認定機関で母乳育児相談経験(必須)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地語については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。