要請番号(JL04824B15)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ゲルツェン・ジツェン・ペマ母子病院小児科
3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、国内最大の総合病院であるジグミ・ドルジ・ワンチュク国立病院(JDWNRH)内に2024年に建設された小児専用の新病棟となる。病棟内には手術室、PICU、NICU、リハビリルームなどを集約し、小児専用の救急外来も新たに設置された。病院全体の年間予算は約2億円。勤務は週6日、時間は9時-15時(土曜は9時-13時)である。2024年8月現在、PICUで看護師隊員が活動中である。ブータンの保健医療分野では、JICA技術協力プロジェクト「医学教育の質の強化プロジェクト」(2020年-2025年)を実施中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブータン国内には作業療法士が10名しかおらず人材不足が深刻な状況である。配属先には、その内の1名が所属しているが小児専門でない為、正しい専門知識や経験がない中で対応にあたっており、質の高いサービスを提供できていない。この様な状況下において、ブータン国内では小児専門の作業療法の技術・知識の向上が喫緊の課題となっており、JICA海外協力隊のサポートを強く希望している。隊員は、作業療法士に対して適切なリハビリ方法を共有し、作業療法士の育成を求められている。なお、配属先では1日あたり約10件の作業療法のリハビリを行っており、患者は知的障害や発達障害、遺伝的障害を持つ子供や、がんや慢性疾患を抱える13歳までの子供である。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協力しながら、以下の活動を行う
1.小児患者の状況に応じた診断評価への助言や指導を行い、同僚と共に作業療法を実施する。
2.作業療法士に対して、作業療法に関する知識の共有および技術指導を行う。
3.小児専用の作業療法に関する勉強会等を開催し、知識・技術の定着を図る。
4.標準作業手順書やガイドラインを作成する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
専用のOTルーム、手足を動かせるようになるための訓練器機、玩具、歩行補助具遊具、バランスボール、アセスメント用具など
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
小児科医(女性、40代)
作業療法士1名(女性、20代、経験年数4年)
テクニシャン2名(女性、20~30代)
【活動対象者】
同僚、小児患者とその家族
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学歴水準に合わせるため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚への助言や指導が必要なため
[参考情報]:
・小児を対象とした作業療法の実務経験は必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・現地語(ゾンカ語)については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。