要請番号(JL04824B20)
募集終了
1代目
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業畜産省
2)配属機関名(日本語)
国立動物病院
3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1962年に設立された国営の動物病院である。2018年に現在の施設へ移転し、2022年より国内唯一の24時間営業の動物病院となった。同配属先はブータン国内で課題に挙げられている狂犬病の撲滅、野良犬の不妊手術プログラムを推進しており、各県の動物病院と連携しブータン全土で同プログラムを実施している。年間予算は約400万円。2024年8月現在、JICA海外協力隊(獣医・衛生)が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先には4名の獣医師が在籍している。当国の獣医師は野良犬の狂犬病予防接種、不妊手術等を主な業務としており、それ以外の診療に関する知識・技術が十分とは言い難い。加えて昨今、ティンプー県ではペットを飼う家庭が増加し、診療内容の幅が広がっているにもかかわらず、新たな知識や技術を学ぶ機会が少ないのが現状である。このような経緯から初代隊員が派遣され、同僚獣医師の診察・治療、臨床検査をサポートしながら技術指導を実施している。しかしながら、適切な診断や臨床検査、家族への病状説明等を行うには時間を要することから、継続した指導が必要であると判断し、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協力しながら、以下の活動を行う。
1.配属先において、病気やケガを負った動物(主に犬と猫)の診療を同僚と共に行う。
2.レントゲン検査、超音波検査および臨床病理学的検査の向上を図る。
3.診療・治療を通じて、同僚の知識、技術の向上を促す。
4.全国の獣医師を対象としたセミナーを実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
レントゲン装置、超音波診断装置、内視鏡装置、動物用血液分析装置、顕微鏡、酸素発生装置、眼科手術用具一式、麻酔モニター、パルスオキシメーター、オートクレーブ、動物救助用車両など
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
ダイレクター(男性、60代、獣医師、院卒)
獣医師4名(男女、20~30代、院卒、大卒)
動物看護師(男女、10名)
【活動対象】
獣医師、動物看護師、大学生(畜産学専攻)など
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(獣医師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)獣医学 備考:活動上、資格が必要となるため。
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:指導的な活動となるため。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地語については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。