2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04825A06)

国名
ブータン
職種コード 職種
G161 体育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・スキル開発省

2)配属機関名(日本語)

ヤンツェンプ高等学校

3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1965年に設立された首都ティンプーにある公立学校。第5代国王をはじめ王室関係者も通っていたブータンの名門校の1つ。広大な敷地に校舎やスポーツグラウンドが複数あり、日本の中学3年生から高校1年生相当(クラス9~12)の生徒約1,500名が通っている。2025年2月現在、校長、副校長を含む教員が80名、支援スタッフが10名。年間予算は約270万円。2025年からは、運動が得意な学生を対象とした課外活動「アスレチックプログラム」を開始予定。1995年~1997年にJICA海外協力隊(体育)1名が活動していたが、それ以降の派遣はない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ブータンの学校では、2000年に体育が正式教科となり、各クラス週に1回の授業が行われている。しかし、体育を専門に学んだ教員は少なく、自由にサッカーやバレーボールをするだけの時間になっていることも多い。配属先も、専門の教員がいないことを理由に、2019年以降、体育の授業を中断している。しかし、生徒の健全な成長のために体育は不可欠だと考えており、早い段階での再開を希望している。2025年2月現在、配属先にはスクールスポーツインストラクター(SSI)が配置され、課外スポーツの指導をしているため、SSIとチームティーチングで体育の授業を行い、指導技能向上に協力する。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

同僚教員およびSSIと協力しながら、下記の活動を行う
1.体育の授業を行う 。 (1日4~5コマ。週に最大25コマ)
2.同僚教員およびSSIに知識共有・技術移転を行う。
3.体育の授業に関するガイドラインや手順書を作成する。
4.課外活動のアスレチックプログラムをサポートする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

サッカーグラウンド(屋外)、バスケットコート(屋外)、テニスコート、卓球台、各種ボール、ラケットなど。

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
校長: 男性 50代
カウンターパート: 男性 50代 (ディプロマ)
SSI: 男性 20代 (ディプロマ)

【活動対象者】
中学3年生~高校3年生相当の生徒 約1500名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)体育 備考:同僚への指導のため

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:同僚への指導のため

[参考情報]:

 ・中・高生への指導経験があることが望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・任地での生活使用言語は英語もしくはゾンカ語。ゾンカ語については、現地訓練期間に語学研修を行う予定。