要請番号(JL05123A04)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
防災救援省
2)配属機関名(日本語)
サイクロン準備プログラム本部
3)任地( 北ダッカ市 ) JICA事務所の所在地( 北ダッカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サイクロン準備プログラムは1972年にバングラデシュ赤十字社によって立ち上げられ、現在はバングラデシュ政府(防災救援省)とバングラデシュ赤新月社が合同運営している。サイクロン被害の甚大な沿岸部13県で事業を展開しており、約100名の職員と76,000名を超えるボランティアが在籍している。年間予算は約45億円。主な活動は、サイクロン発生時の地域住民への警報発信、避難訓練や救急介護・行方不明者捜索に関する研修、災害対策に関する啓発ツールの開発、防災キャンペーンやイベント等の実施等。近年は、活動エリアを19県に拡大し、サイクロン対策のみならず、その他の自然災害や人災等の救助活動も展開している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
バングラデシュは国土の50%以上が海抜7m以下と低地が多く、気候変動やサイクロン襲来時の高潮や洪水により、甚大な被害を受けやすい地形をしている。特に沿岸部の影響は大きく、毎年雨季に発生するサイクロンに備え、関係機関が様々な取り組みを強化している。配属先においては、1972年よりサイクロン対策活動が開始され、主に地域ボランティアを中心とした現地での警報発信や各種防災訓練、住民の理解促進を目的としたキャンペーン等を実施してきた。その結果、被災者数は年々減少傾向にあり、国内外からも大きな注目を集めている。配属先は、自然災害の多い日本の知見を活かし、防災活動の更なる強化を図りたいと考えていることから、協力隊の派遣要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚や地域ボランティアと協力し、以下の活動を行う。なお、活動の詳細は隊員の経験等を考慮し、派遣後決定する。
1.ビデオ、ポスター、リーフレット、寸劇、歌等の啓発ツール開発に関する助言。
2.サイクロン被害等の甚大な地域訪問による地域住民を対象としたに避難訓練等の実施支援。
3.地域ボランティアを対象とした救急介護・行方不明者捜索に関する研修やセミナーの実施支援。
4.サイクロン被害等の甚大な地域における防災キャンペーンやイベントを通じた啓発活動の企画および実施支援。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
各種啓発ツール、PC等
4)配属先同僚及び活動対象者
ディレクター 男性 50代
副ディレクター2名 男性 40代
アシスタントディレクター3名 男性 40代
県事務所・郡事務所職員 多数
地域ボランティア 多数
5)活動使用言語
ベンガル語
6)生活使用言語
ベンガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:配属先の要望のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・グループ活動や組織運営の経験
・地域社会を対象とする活動の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
地域防災活動に関わる経験を有している事が望ましい。