要請番号(JL05123A05)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
住宅公共事業省
2)配属機関名(日本語)
建築局
3)任地( 南ダッカ市 ) JICA事務所の所在地( 北ダッカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、バングラデシュ国内の政府庁舎、市役所、官舎、公園、記念碑や歴史的建造物等の設計を担う機関である。職員数約450名。これまで、技術協力事業「自然災害に対応した公共建築物の建設・改修能力向上プロジェクト」(2011~2015年)や「災害リスク削減のための建物の安全性強化促進プロジェクト」(2015~2020年)が実施されているほか、造園、建築、室内装飾、電気設備等の職種において多くのJICA海外協力隊が派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
バングラデシュの都市部では近年の急激な経済発展に伴い、建物の高層化および高密化が急速に進んでいるが、その多くは地震や火災への想定がなされていない。そのため、ダッカ近郊の断層でマグニチュード7.5規模の直下型地震が発生した場合、ダッカ都市圏の建物の約3割が全壊・半壊し、数万人以上の被害者が出ると予想されている。さらに、建築基準がほとんど遵守されていないことから、建物の崩落事故件数も増加傾向にある。このような状況のもと、配属先は建築技術者の育成や設計能力向上を通じて、建物の安全性改善を図り、都市部に対する災害リスク軽減や事故件数を減少させたいと考えており、JICA海外協力隊の派遣要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協働し、以下の活動を実施。なお、活動の詳細は隊員の経験等を考慮し、派遣後決定する。
1.公共建築物の設計および改修設計に関する全般的な指導。
2.若手技術者に対するOJTや研修の企画・実施支援。
3.耐震診断、耐震設計、改修設計マニュアル等を用いた関連業務の実施支援。
4.既存の公共建築物のインベントリー活用による改修スケジュール策定に関する助言。
5.その他、配属先が依頼する業務。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
AUTO CAD、Revit Architecture、BMS
4)配属先同僚及び活動対象者
建築局長 男性 50代
建築局副局長 男性 50代
統括建築士 男女各1名 50代
建築士 約100名
アシスタント多数
(配属先同僚の多くは英語可)
5)活動使用言語
ベンガル語
6)生活使用言語
ベンガル語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(一級建築士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)建築学 備考:専門的な活動をおこなうため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導をおこなうため
[参考情報]:
・構造工学や構造設計経験があると尚良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)