要請番号(JL05123A21)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業省
2)配属機関名(日本語)
バングラデシュ農業調査研究所(BARI)
3)任地( ダッカ管区ガジプール市 ) JICA事務所の所在地( ダッカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1976に開設された国立の農業研究所。凡そ170ヘクタールにも及ぶ広大な敷地で、バングラデシュ国内で生産されるあらゆる農作物の栽培方法や品種に関する研究開発の他、食品加工に関する研究開発等、多岐に渡る業務を行っている。これら成果は、一般に公表・普及され、バングラデシュ国内の農業の発展に寄与している。所属する研究員は全体で600名程度おり、日本をはじめ海外の大学に留学経験を有する研究者も多数いる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
バングラデシュではマンゴーやパイナップルといった果物の生産が盛んに行われているが、食品加工に関連する技術力が十分ではなく、年間で多額の損失(廃棄物)を出している事が国内での課題となっている。配属先はこの課題に対する解決策の一つとして、ドライフルーツやジュース、ジャムといった製品開発を行い、その製法や販売方法等を広く国内に普及することを目的に活動を行っているが、スタッフの技術力不足等の要因から品質等に問題があり、期待する成果を得られていない。また、将来的には海外への輸出も視野に入れいるが、それら市場開拓に関する知見も不足している。そこで、これら問題を解決すべく協力隊員が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協働し、以下の活動を実施する。
1.マンゴー、パイナップル、 バナナといったバングラデシュ国内で生産される主要な果物を用いた、ドライフルーツ・ジュース・ジャムといった加工品の製造方法の改良、及び、(可能であれば)新製品の企画・提案。
2.日本をはじめとする海外市場を視野に入れた、味の改良、パッケージのデザイン等に関する助言。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
各種大型調理器、自動パッケージ機、クリーンベンチ、熱量計、質量分析計等の各種実験機器
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
食品加工部門長 博士 50代
研究員 8名
作業員 10名
活動対象者:
同僚職員(20~50代 学士又は修士)
5)活動使用言語
ベンガル語
6)生活使用言語
ベンガル語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:研究所職員の必須学位のため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚職員への指導等が必要のため
[汎用経験]:
・営業や販促、商品開発の経験
・食生活改善や栄養に関する知識や経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・食品加工に関する実践的な活動となるため、食品加工業もしくはそれに準ずる企業、研究所等での経験を有する人物が望ましい。