要請番号(JL05123B02)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
地方自治・農村開発・協同組合省
2)配属機関名(日本語)
チョットグラム上下水道公社 モドゥナガット浄水場
3)任地( チョットグラム県ハッタザリ郡 ) JICA事務所の所在地( 北ダッカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
チョットグラム上下水道公社チョットグラム上下水道公社HPは1963年に設立された機関。人口600万人と言われるチョットグラム市において、安全な水の供給、関連施設の建設・維持管理、下水道の整備等の業務を担う。これまで、有償資金協力「カルナフリ上水道整備事業」(2006~2023年)により浄水場や配水池が建設されたほか、2009~2017年にかけては、技術協力「上下水道公社組織改善・無収水削減推進プロジェクト」が実施された。また、2015年にはJICA海外協力隊(コミュニティ開発)が派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
モドゥナガット浄水場はチョットグラム上下水道公社が管轄する4つの浄水場の1つであり、90,000トン/日が生産されている。市民へ安全な水を供給すべく、浄水場の水質検査室では日々繰り返し、水素イオンや濁度、塩化物、溶解固形物等の検査が行われている。また、週~月に1度の頻度で砒素や亜鉛、鉄分、大腸菌群、残留塩素等の検査も実施されている。検査室職員は検査全般にかかる基本的な知識を有しているものの、細部に留意した緻密な作業はできておらず、また先進的なノウハウや経験も不足している。配属先は、今後、海外の知見を取り入れた水質検査を実施したいと考えており、JICA海外協力隊の派遣要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協力し、以下の活動を実施。
1. 水質検査室における各種検査作業や検査機器の使用法に関する指導
2. 各採水場所におけるサンプリング作業の精度向上に関する支援
3. 検査機器の維持管理および作業効率改善にかかる助言
4. 天日乾燥床の運営管理全般にかかる支援
5. 他の浄水場訪問による水質検査作業の支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
分光光度計、pH計、濁度計、電気伝導度計、残留塩素計、遠心分離機等
4)配属先同僚及び活動対象者
浄水場長 男性 40代
水質検査技師 男性 40代 実務経験5年
検査技師アシスタント 男性 3名 20~30代
浄水場職員 多数
5)活動使用言語
ベンガル語
6)生活使用言語
ベンガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:配属先からの要望のため
[学歴]:(大卒) 備考:専門的な指導を行うため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:専門的な指導を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(20~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)