要請番号(JL05123B04)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健家族福祉省
2)配属機関名(日本語)
ダッカ医科大学病院
3)任地( 南ダッカ市 ) JICA事務所の所在地( 北ダッカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、1946年設立の国内最古かつ最大の公立総合病院ダッカ医科大学病院HP。年間予算は約70億円。34の科と42の病棟から構成されており、総職員数は約8,000名、病床数約4,000、1日当たりの外来患者は約4,500名。ダッカ医科大学等の研修医や研究員等も含めると約3,000名の医師・医学生が在籍しており、看護師(インターン含む)数も2,500名を超える。これまで、JICA技術協力事業「看護サービス人材育成プロジェクト」(2016~2021年)により、看護人材育成支援が実施されているほか、2023年9月より理学療法士隊員(短期)を派遣中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先の理学療法科では、医師6名および理学療法士11名が在籍し、研修医やインターンとともに、障害を有する外来患者と入院患者に対し、リハビリサービスを提供している。他方、バングラデシュにおける障害者支援は発展途上の段階にあり、全ての障害者に適切なサービスが行き届いている状況とは言い難い。また、国内の障害者数は、全人口の7~10%と言われており、障害者福祉分野全体の底上げが喫緊の課題となっている。このような背景のもと、配属先は、海外の知見を取り入れつつ、障害者支援サービスを改善していきたいと考えており、協力隊の派遣要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
理学療法科に所属し、自身の専門性や経験に応じ、同僚に対して以下のいずれかの活動を行う。
1. 中枢神経疾患、脊髄損傷、筋骨格障害、末梢神経損傷、脳性麻痺、発達障害等を有する患者のリハビリに関する支援。
2. 研修医・インターンに対する助言、および最新の理学療法に関する勉強会やセミナーの開催。
3. 各種リハビリ器具・用具の改良や新規開発、環境整備に関する支援。
4. リハビリサービスの効率化にかかる助言。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
リハビリ器具・用具全般
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
理学療法科長 50代 男性
医師5名 30~50代 男性
理学療法士 11名 30~50代
研修医・インターン 多数 主に20代
5)活動使用言語
ベンガル語
6)生活使用言語
ベンガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚への指導を行うため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導を行うため
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
協力隊は任国で医療従事者資格が付与されないため、患者への直接的なリハビリは行わない。