【配属機関概要】

3）任地（ 北ダッカ市 ） JICA事務所の所在地（ 北ダッカ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先土壌資源開発研究所HPは農業省傘下の研究所であり、持続可能で環境に優しい農業の普及による食糧自給率の向上と食品安全保障を目的に掲げている。首都ダッカに本部を構えている他、国内40か所に支部や研究施設があり、土壌分析・研究業務の他、土地・土壌インベントリーや地図作成、農業従事者へのトレーニング等を実施している。年間予算は約8億円、職員数は600名。これまでに協力隊を派遣した実績はないが、複数の職員がJICA訪日研修に参加している。

【要請概要】

1）要請理由・背景

土壌資源開発研究所のデータ処理・統計・ICT部門では、土壌や肥料分析等を通じて入手した情報を地理情報システム(GIS)を活用して一元的に管理している。また、オンライン上で施肥の要否に関する助言を農業従事者に提供するサービス等を行っている。他方、同部門の職員はICTに関する知識やスキルが不足しており、オンラインサービスやGISの適切な活用や維持管理ができないほか、各種トラブルの発生時には修復に多大な時間を要している。そのため、ICTに関する知識やスキルを兼ね備えた人材の育成が急務であり、協力隊の派遣要請がなされた。協力隊には研究所内にあるPCの維持管理支援等も求められている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1. オンラインサービスソフトウェアやGISの適切な活用・維持管理に関する助言。
2. 配属先内にあるコンピュータの保守管理(ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、ウィルス対策等)に関する支援。
3. 配属先職員に対するMicrosoft Office(ワード、エクセル、PPT等)に関する勉強会等の実施。
4. データ処理・統計・ICT部門の運営や人材育成に関する提言。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

オンラインサービスソフトウェア(http://frs-bd.com/)、GIS(ArcGIS Pro)、土壌資源開発研究所内にあるPC多数

4）配属先同僚及び活動対象者

データ処理・統計・ICT部門
部門長 女性 40代
オフィサー 女性 40代
オペレーター3名 男性 30～40代

土壌資源開発研究所職員 多数 20～50代

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】