要請番号(JL05124A01)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
首相府 NGO局
2)配属機関名(日本語)
障害者社会支援・リハビリセンター
NGO
3)任地( コックスバザール県チョコリア郡 ) JICA事務所の所在地( 北ダッカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
障害者社会支援・リハビリセンターは1989年に設立されたNGO。ダッカ市にある本部の他、コックスバザール、チョットグラム、ガジプール、ノアカリ、バンドルボン県に支部を構え、障害者支援、職業訓練、教育、貧困削減、難民支援等の分野において事業を展開している。職員数は約730名。これまでにフランスのNGO(AMD)や世銀、ユニセフ等から支援を受けている。また、障害者のリハビリにおいては、日本人理学療法士の指導を仰いだ実績あり。
障害者社会支援・リハビリセンターHP
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は障害者支援の一環として、コックスバザール県内4か所(コックスバザール市、チョコリア郡、モヘシュカリ郡、ウキア郡)に拠点を構え、各拠点に在籍する理学療法士が障害児・者へのリハビリサービスを提供している。理学療法士はリハビリに関する基本的な知識はあるものの十分ではなく、各患者の障害に対して適切な治療が常に提供されているとは言い難い状況にある。そのため、配属先は海外の知見を取り入れつつ、理学療法士の能力強化を図り、障害者・児への支援を改善したいと考えており、JICA協力隊の派遣要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
協力隊は、自身の専門性や経験に応じ、同僚に対して以下のいずれかの活動を行う。
1. 主に脳性麻痺やくる病、先天性内反足と診断された乳幼児や小児のリハビリに関する同僚への支援。
2. 脳卒中片麻痺や脊椎損傷、筋骨格障害等を有する患者のリハビリに関する同僚への支援。
3. 各種リハビリに関する勉強会やワークショップの開催。
4. 各種リハビリ用具・器具や教材開発に関する支援。
5. 他拠点への巡回活動。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
各種リハビリ用器具・遊具、啓発用教材
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
ディレクター 男性 40代 経験年数20年
理学療法士 男女 5名 30~50代 経験年数5~22年
活動対象者:
主に乳幼児・小児、一部成人患者有り
5)活動使用言語
ベンガル語
6)生活使用言語
ベンガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:(女性) 備考:配属先からの要望
[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚への指導を行うため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚への指導を行うため
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
協力隊は任国で医療従事者資格が付与されないため、患者への直接的なリハビリは行わない。
住居は配属先敷地内にある寮の一室となる予定。