要請番号(JL05124A03)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
防災救援省
2)配属機関名(日本語)
サイクロン準備プログラム ボリシャル支部
3)任地( ボリシャル県ボリシャル市 ) JICA事務所の所在地( ダッカ県北ダッカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サイクロン準備プログラムは1972年にバングラデシュ赤十字社によって立ち上げられ、現在は防災救援省とバングラデシュ赤新月社が合同運営している。サイクロン被害の甚大な沿岸部13県で事業を展開しており、約100名の職員と76,000名を超えるボランティアが在籍。年間予算は約45億円。主な活動は、サイクロン発生時の地域住民への警報発信、避難訓練や救急介護・行方不明者捜索に関する研修、災害対策に関する啓発ツールの開発、防災キャンペーンの実施等。近年は、活動エリアを19県に拡大し、他の自然災害や人災等の救助活動も展開している。
サイクロン準備プログラムHP
【要請概要】
1)要請理由・背景
バングラデシュは国土の50%以上が海抜7m以下と低地が多く、気候変動やサイクロン襲来時の高潮や洪水により、甚大な被害を受けやすい地形をしている。特にボリシャル管区沿岸部の低平地における影響は大きく、毎年雨季に発生するサイクロンに備え、関係機関が様々な取り組みを強化している。配属先においては、1972年よりサイクロン対策の活動が開始され、地域ボランティアを中心とした現地での警報発信や各種防災訓練、地域住民の理解促進を目的としたキャンペーン等を通じて、被害の軽減に努めてきた。配属先は、自然災害の多い日本の知見を活かし、防災活動の更なる強化を図りたいと考えており、協力隊の派遣要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚や地域ボランティアと協力し、以下の活動を行う。
1. サイクロン被害の甚大な地域訪問による防災キャンペーンやイベントを通じた啓発活動の実施支援。
2. 地域住民を対象とした避難訓練等の企画および実施支援。
3. ビデオ、ポスター、リーフレット、寸劇、歌等の啓発ツール開発に関する助言。
4. 地域ボランティアを対象とした救急介護・行方不明者捜索に関する研修やセミナーの開催支援。
5. その他、他地域に派遣されている同職種の協力隊との合同活動や配属先が依頼する業務(人災における支援活動を含む)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
各種啓発ツール、PC等
4)配属先同僚及び活動対象者
ボリシャル支部長 男性 50代
支部職員 5名 30~40代
郡事務所職員 男性 4名 30~50代
地域ボランティア 約8,000名
5)活動使用言語
ベンガル語
6)生活使用言語
ベンガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:配属先の要望のため
[学歴]:(大卒) 備考:同僚への指導を行うため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への指導を行うため
[汎用経験]:
・グループ活動や組織運営の経験
・地域社会を対象とする活動の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(20~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
コミュニティ防災や啓発ツール開発の知識・経験があると良いが、防災に関する高度な専門性は求められていない。