【配属機関概要】

3）任地（ コミラ県コミラ市 ） JICA事務所の所在地（ ダッカ県北ダッカ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 3.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

バングラデシュ農村開発アカデミーは、地方自治・農村開発・協同組合省傘下の機関。主な業務として、農村開発に関する研修やワークショップの開催、研究、フィールドレベルにおけるパイロットプロジェクト実施業務等を担っている。研修・研究内容はコミュニティ組織の強化、農業、保健、教育、女性のエンパワメント、起業家支援、雇用機会促進、インフラ整備等多岐に亘る。年間予算約4億円、約360名の職員が在籍している。1970～90年代にかけて、JICA海外協力隊(稲作、養殖、養鶏、養蚕等)が14名派遣されている。
バングラデシュ農村開発アカデミーHP

【要請概要】

1）要請理由・背景

バングラデシュ農村開発アカデミーでは、各種研修や研究、プロジェクト、人事・労務等に関する情報を一元的に取り纏め管理するために独自に開発されたシステム(エンタープライズ・リソース・プランニング :ERP) を導入している。しかしながら、担当者はシステムの維持管理やアップグレードに関する十分な知識・経験を有しておらず、同システムを適切に運用することができない状況にある。そのため、配属先上層部はシステム担当者の能力向上を図り、自ら維持管理していく体制を構築したいと考えており、協力隊の派遣要請がなされた。協力隊には、配属先内にあるコンピューターの保守管理や農村地域の雇用機会促進を目的としたICT講座の実施支援も求められている。

2）予定されている活動内容（以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます）

1. ERPシステム維持管理およびアップグレードに関する同僚への指導。
2. 配属先内にあるコンピューターの保守管理(ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、ウィルス対策、ウェブサイト等)についての助言。
3. ICT講座(エクセル、PPT、グラフィックデザイン、デジタルマーケティング等)の実施に関する同僚への支援。
4. ICT講座で使用する教材の改定および新規開発に関する提言。
5. その他、配属先が依頼する業務。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

エンタープライズ・リソース・プランニング (ERP) システム、バングラデシュ農村開発アカデミー内にあるPC約100台

4）配属先同僚及び活動対象者

ディレクター 男性 50代
共同ディレクター 男性 40代
副ディレクター 男性 30代
アシスタントディレクター 男性 20代 (ICT修士号保有)
システムオペレーター・ICT講座講師 15名
研修参加者 多数

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】