要請番号(JL05124A11)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健家族福祉省
2)配属機関名(日本語)
中央医療倉庫
3)任地( ダッカ県北ダッカ市 ) JICA事務所の所在地( ダッカ県北ダッカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先の中央医療倉庫は1972年に設立された保健家族福祉省傘下の機関。国内の公立医療機関で使用される医療機器・医薬品・医療物品の調達・供給の他、各種物品の在庫管理や輸入時の通関、納品時の検査業務等を担っている。総スタッフ数は約170名、年間予算は約20億円。これまでに、世銀や米国国際開発庁(USAID)等から支援を仰いだ実績がある。日本の保健医療分野における円借款事業等の機材調達においても関わりの深い組織である。
保健家族福祉省HP
【要請概要】
1)要請理由・背景
中央医療倉庫は国内の医療機関に対し医療機器や医薬品、医療物品等を供給する役割を担っているが、保健家族福祉省や医療機関、業者(サプライヤー)との十分な調整がなされていないことも影響し、納入遅延や各種供給物品の過不足が大きな課題となっている。また、医療機器については、医療機関に適切な知識と技術を備えたオペレーターが不在のため、長年に亘って未使用の状態が続く等の課題も指摘されている。配属先にはサプライチェーン・マネジメントに必要な知識・経験を有する職員がいないことから、日本の知見を取り入れつつ、各種業務を改善していきたいと考えており、協力隊の派遣要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
自身の経験や専門性に応じ、同僚に対し以下のいずれかの活動を行う。
1. 医療機器や医薬品、医療物品調達にかかる調査や保健家族福祉省・サプライヤー等との調整にかかる支援。
2. 調達物品の検査および在庫管理業務改善に関する助言。
3. 医療機関への物品供給に至るまでの物流および供給後の物品管理改善における支援。
4. 日本のサプライチェーン・マネジメント手法の紹介およびセミナー等の開催。
5. その他、配属先が依頼する業務(医療機関巡回による現状把握調査の支援・各種業務改善に向けた関係者への提言等)。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
Electronic Logistics Management Information System(eLMIS)、配属先が今後導入予定のサプライチェーン・マネジメント関連システム
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
ディレクター 50代 男性
副ディレクター 50代 男性
アシスタントディレクター 50代 女性
デスクオフィサー 5名 30~50代 勤務経験3~20年
倉庫スタッフ 多数
5)活動使用言語
ベンガル語
6)生活使用言語
ベンガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚への指導を行うため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚への指導を行うため
[汎用経験]:
・(企業・自治体等での)業務調整の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)