要請番号(JL05124A15)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
首相府 NGO局
2)配属機関名(日本語)
障害者リハビリセンター
NGO
3)任地( ダッカ県サバール郡 ) JICA事務所の所在地( ダッカ県北ダッカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
障害者リハビリセンターは、1979年に英国ボランティアによって立ち上げれた組織。チョットグラム、シレット、ラッシャヒ等、全国13か所に支部があり、障害者支援分野では国内最大のNGOである。年間予算は約2億2千万円。本部にはリハビリ施設や病院、理学療法士・作業療法士等の養成学校、障害者学校、義肢装具製造室等があり、約1,100名のスタッフが在籍。これまでに、協力隊が3名派遣されているほか、海外から多くのボランティアを受け入れている。また、ドイツ国際協力公社(GIZ)や国際赤十字等のドナーも支援を提供している。
障害者リハビリセンターHP
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、バングラデシュ国内各地に拠点を構え、包括的な障害者支援事業を展開している。他方、バングラデシュにおける障害者支援は発展途上の段階にあり、全ての障害者に十分なサービスが行き届いている状況とは言い難い。国内の障害者数は、全人口の7~10%と言われており、障害者福祉分野全体の底上げが喫緊の課題となっている。配属先は、これまで海外協力隊を3名受け入れており、その活動を高く評価していること、また、海外の知見を取り入れた障害者支援サービスを展開していきたいと考えていることから、再度協力隊の派遣要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
理学療法科に所属し、自身の専門性や経験に応じ、同僚に対して以下のいずれかの活動を行う。
1. 中枢神経疾患、脊髄損傷、筋骨格障害、末梢神経損傷、脳性麻痺、発達障害等を有する患者のリハビリに関する支援。
2. 同僚の若手セラピスト・インターンに対する助言、および最新の理学療法に関する勉強会やセミナーの開催。
3. 各種リハビリ器具・用具の改良や新規開発、環境整備に関する支援。
4. 義肢や装具に関する助言。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
リハビリ器具・用具全般
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
理学療法課長 40代 男性
理学療法士 20~40代 多数
インターン 主に20代前半 多数
活動対象者:
患者 小児から大人まで 多数
5)活動使用言語
ベンガル語
6)生活使用言語
ベンガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導を行うため
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
協力隊は任国で医療従事者資格が付与されないため、患者への直接的なリハビリは行わない。
住居は配属先敷地内にある寮の一室となるため、台所やトイレ・リビングルームは他国ボランティア等と共同で使用する。