【配属機関概要】

3）任地（ ダッカ県北ダッカ市 ） JICA事務所の所在地（ ダッカ県北ダッカ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は1961年に設立された工業省傘下の機関。ダッカ、チッタゴン、クルナ、チャンドプール、ボグラの国内5か所に拠点を構え、政府機関・民間企業職員や工学系学生等の国内技術者に対し、工業製品の品質や生産性の向上を目的とした研修を実施しているほか、産業技術革新に関する調査研究業務を担っている。ダッカセンターには約300名の職員が在籍中。これまでにJICA技術協力事業「投資促進・産業競争力強化プロジェクト」(2017～2022年)が実施されたほか、JICA海外協力隊が2名(工作機械、品質管理)派遣されている。
バングラデシュ産業技術支援センターHP

【要請概要】

1）要請理由・背景

ダッカの産業技術支援センターには約50名の教員が在籍(外部からの招聘講師含む)し、工作機械・電気・車両・熱処理・鋳造・コンピュータ数値制御等の各科において、政府機関・民間企業の技術者や工学系の学生に対し様々な研修を実施している。同センターには、これまで工作機械と品質管理の協力隊が各1名派遣され、品質向上を目的とした技術指導や生産性向上・作業環境改善に関する5S活動を展開し、関係者より高い評価を得た。他方、同センター内には、コンピュータ数値制御機能を備えた工作機械やメカトロニクス、プログラマブルロジックコントローラー、油圧作動等に関する十分な知識・技術レベルを保有する職員がおらず、研修の実施に支障を来たしていることから、再度、協力隊の派遣要請がなされた。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先同僚と協働し、以下の活動のいずれかを実施。
1.コンピュータ数値制御機能を備えた立形マシニングセンタ、ターンミリング、ルーター、グラインダー、ワイヤー放電加工機、ダイシング加工機等の工作機械に関する実習のサポート。
2.上記機械のメンテナンスやトラブルシューティングに関する技術的な支援。
3.メカトロニクス、プログラマブルロジックコントローラー、油圧作動に関する座学研修や実習のサポート。
4.生産性向上や作業環境改善にかかる5S活動の実施支援。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コンピュータ数値制御機能立形マシニングセンタ、ターンミリング、ルーター、グラインダー、ワイヤー放電加工機、ダイシンク加工機等(HAAS、CHMER、SIGMA TOP社製等)

4）配属先同僚及び活動対象者

工作機械技術研修所責任者 男性 50代
職員・講師4～5名 男性 30代 大卒
研修受講者 政府機関・民間企業の技術者や工学系の学生等多数

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】