要請番号(JL05125A12)


・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
工業省
2)配属機関名(日本語)
中小企業財団
3)任地( ダッカ県北ダッカ市 ) JICA事務所の所在地( ダッカ県北ダッカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は2007年に設立された工業省傘下の機関。国内の中小企業が持続的に発展することを目的に掲げ、政策研究や起業家に対する支援、経営管理・金融に関するアドバイス、各種製品の品質・生産性向上支援等を実施している。職員数は約70名、年間予算は約2億5千万円。これまでに、経営管理のシニア海外協力隊(短期)が1名派遣されているほか、ADB(アジア開発銀行)、DFID(英国国際開発省)などからの援助を受けている。また、JICA技術協力事業「産業競争力強化プロジェクト」(2024~2027年)が実施されている。
中小企業財団HP
【要請概要】
1)要請理由・背景
中小企業財団は、全国各地の中小企業支援の一環として、「KAIZEN in Small and Medium Enterprise」というプログラムを立ち上げ、各種製品の品質および生産性改善や5S、労働衛生や安全性向上を目的とした研修やキャンペーン、現場訪問によるコンサルティング業務等を実施している。財団職員はカイゼンに関する基本的な知識は備えているものの、中小企業のニーズに的確に応えるためのノウハウや経験を十分に保有しているとは言い難い。配属先関係者は以前派遣されたシニア海外協力隊の活動を高く評価していること、また今後は日本人有識者の知見を取り入れつつ、上記カイゼンプログラムの強化を図りたいと考えており、協力隊の派遣要請がなされた。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先同僚と協働し、以下の活動を実施。
1. 現行のカイゼンプログラムに関するレビューおよび今後に向けた提案。
2. 中小企業を対象とした品質・生産性向上や5S促進を目的としたキャンペーン実施および関連資料の作成支援。
3. 各企業におけるカイゼン実践者の育成および現場訪問による巡回指導。
4. カイゼンプロラムのモニタリング・評価体制の見直しに関する助言。
5. その他、新規プロジェクトに関する助言等、配属先が依頼する業務。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
デスクトップPC、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
専務取締役 男性 60代
技術開発部長 男性 50代
技術開発部長補佐 男性 40代
技術開発部職員 男性 30代
財団職員 多数
業務委託コンサルタント 多数
5)活動使用言語
ベンガル語
6)生活使用言語
ベンガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:配属先からの要望のため
[学歴]:(大卒) 備考:専門的な指導を行うため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:専門的な指導を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)