要請番号(JL05418A03)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会正義エンパワーメント省
2)配属機関名(日本語)
盲人救済協会(BRA)
NGO
3)任地( デリー ) JICA事務所の所在地( デリー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、1944年設立の視覚障害者を支援するNGOで、5歳から18歳までの児童・生徒が学ぶ学校の他、教師養成校、コンピュータ教育、職業訓練(キャンドル作成、ペーパークラフト、ミシン縫製、マッサージ施術)などを行っている。敷地内には、男子寮、図書館、録音・録画スタジオ、作成したカードやキャンドルの売店などがあり、今後は女子寮の建設も予定されている。職員数は120名、生徒・学生数は全320名。配属先HP:http://www.blindrelief.org/
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、2003年に、視覚障がい者の職業訓練として、6ヶ月間のリラクゼーションマッサージコースを開始した。コースの修了生は、訪問マッサージや企業のヘルスキーパー、ホテルなどのスパで働いたり、病院の理学療法士のアシスタントや待合室で患者を施術したりする仕事をしている。現在、リラクゼーションマッサージコースでは、スウェディッシュマッサージ、アロママッサージ、タイマッサージ、ヘッドマッサージなどの技術を教えており、過去には不定期で日本のあん摩マッサージも取り入れていた。今後、施術のバリエーションを増やしたり、技術力を高めることに加え、これまであまり力を入れてこなかった接客マナーなどを身につけ、コース修了生の就業機会を増やすことが喫緊の課題である。そのため、日本人の丁寧なあん摩マッサージ指圧の技術や患者との応対を指導できるボランティアの要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
・リラクゼーションマッサージコースにおける実技指導と患者との応対に必要な知識やマナーの教育
・当コース修了生に対するフォローアップ研修を開催し、技術や患者との応対指導
※リラクゼーションコースは6カ月間。授業は実技が中心で月曜日から土曜日まで行われている。毎コース、履修する学生は10名程度。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
バックマッサージチェア、ベッド、ヨガマット
4)配属先同僚及び活動対象者
【同僚】全盲の教員1名(40歳代、男性)、正眼の教員1名(60歳代、男性)
【対象者】インド全国から来る視覚障害者(多くは17歳から35歳)で、毎コースの履修者は10名程度。数十名に及ぶコース修了者に対し、1回あたり6名程度ずつを対象にフォローアップ研修を実施予定。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
ヒンディー語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(あん摩マッサージ指圧師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:患者との応対が求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地語学訓練は英語の習得状況に応じて英語、もしくは現地語(ヒンディー語)の訓練を実施予定。