2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL05418A12)
募集終了

国名
インド
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会正義エンパワメント省

2)配属機関名(日本語)

国立重複障害研究所(NIEPMED)

3)任地( タミル・ナド州チェンナイ ) JICA事務所の所在地( デリー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

2005年にタミル・ナド州チェンナイに設立された重複障害児・者支援を目的とする国内最大規模の国立機関。障害児・者を直接支援している(外来、リハビリテーション、特別支援学級、就職支援)他、特別支援教育のディプロマコース・学士・修士課程などの人材育成プログラムも有している。年間7,548名の外来・リハビリの患者を受け入れている。職員数は29名(うち、特別支援学級の教員は4名)。年間予算は、およそ1.3億円。
配属先HP→ https://niepmd.tn.nic.in/

【要請概要】

1)要請理由・背景

ボランティアは、特別支援学級のASDユニットで、配属先教員とともに、ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)の重複障害児支援を行う。当該分野はまだ新しい分野であり、配属先は、特別支援学級の質を向上させるために、ボランティア要請が挙がった。ボランティアは配属先の教員とともに支援学級に加わり、日本での経験や知識を共有し、既存の手法を高めてくことが期待されている。特に、配属先では、TEACCH(自閉症とその関連する領域にあるコミュニケーション障害の子どもたちの治療と教育)、PECS(絵カード交換式コミュニケーションシステム)、視覚スケジュール、ソーシャルスキルトレーニングなどの手法を利用した支援の強化が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の特別支援学級のASDユニットで教員とともに、できる範囲で以下の活動を実施する。
1.生徒の個別の教育プログラムを計画する。
2.教材開発を現地の教員と共に行う。
3.生徒たちの文化スポーツへの参加を支援する。
4.保護者会の開催を支援する。
5.ディプロマコースの学生の教育実習の指導に関わる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

視聴覚機材、プロジェクター、楽器(インドの太鼓、キーボード)など

4)配属先同僚及び活動対象者

【同僚】
・校長、経験年数16年、女性1名、30歳代(カウンターパート)
・教員4名、実習生54名
【指導対象者】
・生徒は132名、うちASD児童は3-18歳で43名
・児童の保護者

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭または養護学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:当国の教員採用事情による

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:配属先の要請による

[参考情報]:

 ・ASDの実務経験があるとよい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~37℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

特別支援学校教諭または養護学校教諭免許状を有することが望ましい。
配属先では主に英語を使用するため、現地語学訓練言語(現地語、もしくは英語)はJVの英語のレベルによって決定する。