要請番号(JL05419B09)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
森林環境・気候変動省
2)配属機関名(日本語)
トリプラ州森林局(TFD)持続的水源林管理事業公社
3)任地( トリプラ州アガルタラ ) JICA事務所の所在地( デリー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
インドの森林面積は21.5%であり、人口の約22%に値する約3億人が森林資源に依存した生活を営んでいる。そのためインド政府は住民参加型の森林管理による森林面積拡大と森林保全を推進している。配属先であるTFDは、州内の森林資源の荒廃防止および荒廃林の再生に取組んでいる。また、JICAは同配属先に対し、持続的森林管理や生計向上活動を実施することで森林の質の向上を図り、地域住民の生活向上に資する有償資金協力事業を2007年より実施中である。青年海外協力隊はこの事業の実施機関であるTFDのアガルタラ(Agartala)本部へ派遣される。配属先の年間予算は約25億円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同州の約73%が森林地域、人口(370万人)の約70%以上が森林周辺に居住し農林業活動を営んでいる。未だ焼畑移動耕作が残り、住民の森林資源依存が、森林面積減少や劣化を招き、生活環境悪化につながっている。JICAは2007年より森林地の回復、管理、住民の貧困改善を目的とした生計向上活動を実施(2018年以降も後続事業が継続)。同支援の一環として、共同森林管理組合(Joint Forest Management Committee-JFMC)や自助グループ(Self Help Group-SHG)に竹加工製品の研修や普及活動をしているが、従来、竹製品は安価であり、付加価値商品開発と品質安定が必要。故に技術向上と市場確保を目的に、編組技術や竹製品について新アイデアをもつJVが要請された。なお、インド、特に北東部では竹利用が政策的に推進されており、日印間で竹利用に係る協力が両国政府間で合意済。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
森林官や普及員(Community Organizer, Field Facilitator)と共に以下の活動を行う。また森林局内の特用林産物センターや同配属先に派遣予定の他隊員(経営管理、竹工芸)とも情報を共有しながら必要に応じて共働する。
1. 管轄地域における、既存の手工芸品(伝統的な織物、竹のアクセサリー、竹の彫り物や壁掛け、竹の家具など)のデザインや、それらの販路状況を把握し、それぞれの既存商品に対して市場ニーズにあわせた新たなデザインを提案する。
2. JFMCやSHGへ提案したデザインの商品化に対するアドバイスをする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
現時点では特になし。
4)配属先同僚及び活動対象者
【同僚】
・営林区森林官(40代男性)
・普及員(Community Organizer、Field Facilitator)(25-55歳)
【対象者】
・対象の営林区:3区(状況によって変動あり)
・対象のJFMC:約60組(対象者はおよそ1,800名)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
ベンガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:デザインの基本知識は必須
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:業務遂行上必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(11~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)