要請番号（JL05425A07）
2代目
| ・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1）受入省庁名（日本語）
教育省
2）配属機関名（日本語）
ウトカル大学
3）任地（ オディシャ州ブバネシュワル ） JICA事務所の所在地（ デリー準州デリー ）
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+車 で 約 3.5 時間 ）
4）配属機関の規模・事業内容
同校はインド東部オディシャ州の州都ブバネシュワルに位置する州立大学。1943年設立で州内最古、且つインド全国で17番目に古く、歴史のある大学。27学部あり、在籍する約4,000人の学生は、9割以上が地元オディシャ州出身。地域社会との連携を重視しており、社会福祉活動や地域開発プロジェクトにも積極的に取り組んでいるため、地元における信頼は厚い。2018年には国際室を設置し、留学生や国際研究者に対して生活のサポートも行っている。短期隊員1名の派遣実績あり。
【要請概要】
1）要請理由・背景
同校人類学部は、将来的な日本研究学部の創設を目指し、2015年にJapanese Language Pilot Project (JLPP)と称して、日本語コースを開始した。主に同校の学生、研究者及び教員が対象であるが、一部、学外からの希望者も受け入れてる。しかしながら、現在、運営にあたっている日本語教師は日本語教授法を専門的に学んだことがないため、今後の日本語コースの発展に向けて、シラバス・カリキュラムの改善、日本語指導者の育成のため、協力隊が要請された。
2）予定されている活動内容（以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます）
1. 日本語ゼロ初級または初級の受講者に対して、授業を行う。1コマ1.5時間で週8コマ程度。
2. インド人日本語教師の日本語運用能力・指導能力向上のための支援をする(シラバス・カリキュラムの改善、補助教材の拡充等)。
3. 日本社会・文化理解促進のためのイベント等を学内外にて企画・開催する。
3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教科書:『みんなの日本語 初級Ⅰ』
4）配属先同僚及び活動対象者
【受講者】2クラス合わせて約40人。主に同学の学生、研究者、教員。一部、外部の希望者。
【インド人日本語教師】
40歳代男性(人類学部長)、日本語指導経験4年(日本への留学経験1年有)
20歳代女性(文化人類学博士課程在籍学生)、経験1年未満
5）活動使用言語
英語
6）生活使用言語
その他
7）選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]：（日本語教育に関する資格）
[性別]：（ ） 備考：
[学歴]：（大卒） 備考：当国の教員採用事情による
[経験]：（実務経験）3年以上 備考：配属先の要望
[参考情報]：
・シラバス、カリキュラム作成経験が望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]：（サバナ気候） 気温：（15～38℃位）
[通信]：（インターネット可 電話可）
[電気]：（安定）
[水道]：（安定）
【特記事項】
住居は配属先が提供する学内のゲストハウスを予定。同僚教職員、学生とは英語でのコミュニケーションで問題ない。現地語は、ヒンディー語、オリヤ語。