要請番号(JL05718A02)
募集終了
2代目
・2018/3 ・2018/4 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ムラク・スクール
3)任地( ミーム環礁 ) JICA事務所の所在地( 首都マレ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 船 で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同校は、人口約1900人のミーム環礁ムラク島にある唯一の公立学校である。1983年に設立され、5歳以下の幼稚部、6歳から12歳までの初等部、13歳から15歳までの中等部、16歳から18歳までの高等部で構成される。2017年度予算は約460,000USDであり、2017年11月現在、児童・生徒数は285名、指導者数は35名である。学校の敷地内には、2014年に日本の援助により設立された体育館がある。特にバドミントンの強豪校として知られ、島全体がスポーツに熱心であることが特徴である。2015年1月から2016月3月まで青年海外協力隊(JV)が活動した実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国の教育は「読み・書き、計算」中心から、生徒の心身の健康な成長を目的として、情操教育(体育、図工、音楽等)も重視する方針へと変化している。しかしながら、教育現場において同分野の知識や指導経験を持つ人材はごくわずかであり、特に地方島の学校では充実した授業が実施されていない。同校には体育科専任教諭はおらず、1代目のJVが現地教諭と協力しながら体育科授業の基盤を構築してきた。前任JVの指導により、基礎的知識や指導方法は引き継がれ、現在は現地教諭のみで様々な運動を取り入れた授業を実施できるようになっている。しかしながら、現地教諭自らが指導案を作成し、自らのアイデアで運動やアクティビティの種類を増やすまでには至っていない。JVは、現地教諭のスキルアップと指導力の強化、さらにはカリキュラムに沿った質の高い体育科授業の定着をサポートすることが求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
・現地教諭と協力しながら体育科授業を行い、指導案・年間計画等の作成をサポートする。
・現地教諭対象のワークショップ等を開催し、教諭らのスキルアップ、指導力強化を図る。
・可能な範囲で課外活動の指導、サポートを行う。(バドミントン、水泳、フットサル、ネットボールなど)
・器械体操の実施の強化する計画があり、JVによる指導・サポートが期待されている。
2017年11月現在、体育科授業は8-10コマ/週実施されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
サッカーボール、バレーボール、テニスラケット、バドミントンラケット、水泳道具(ゴーグル、キックボード)、平均台、縄跳び、コーン、グラウンド、体育館(バドミントンコート完備)
4)配属先同僚及び活動対象者
スポーツスーパーバイザー(女性20代、経験年数3年)
現地教諭6名(クラス担任、女性30代、経験年数5年以上、体育・スポーツのバックグランドはないが、体育科の指導経験あり)
指導対象者:小学校生徒(1-8年生の男女、年齢6-13歳)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の指定条件
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(30~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はボランティア専用シャワー・トイレ付の一室が提供されるホームステイの予定。