要請番号(JL05721A02)
募集終了
3代目
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
フルドゥファール スクール
3)任地( ラー環礁フルドゥファール島 ) JICA事務所の所在地( 首都マレ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+船 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同校は、人口約1,600名のラー環礁フルドゥファール島にある唯一の公立学校である。同島は元来無人島であったが、1995年に環礁内の2島が統合され、同島にそれらの島から住民が移住したことで、現在の人口規模に拡大した経緯がある。島の統合と同年1995年3月に設立された同校は、幼稚部、初等部、中等部、高等部で構成され、2021年2月現在、児童・生徒数は約370名、教職員数は約50名である。2020年度予算は、約700,000USDである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国の教育は「読み・書き・計算」を重視した主要教科中心であったが、近年、教育省は児童・生徒の心身の健全な発達に注目し、体育、図工、音楽(芸術)等の新カリキュラムを導入している。しかし、学校現場において同分野の技術や指導経験を有する教諭はほとんどおらず、特に地方島では適切に授業が実施されていない。同校では、現在1名のスポーツスーパーバイザーが保健体育科の授業を行っているが、授業内容は限定され、カリキュラムに準拠した授業の実施、指導方法の確立には至っていない。このような状況下、JVは体育のバックグラウンドがない現地教諭と協働で体育科授業の基盤を構築することが求められている。これまで短期で2名のJVが活動しており、以上の理由により後任の派遣要請となった。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
・現地教諭と協力しながら体育科授業を行い、体育科の指導方法を伝える
・体育科授業に関するアイディアを提供しながら、カリキュラムに沿った授業計画の作成をサポートする
・JVの特技、経験を活かした課外活動(スポーツ)の指導、サポートを行う
・可能な範囲で、生徒の保護者を対象とした小規模活動(スポーツ)の指導、サポートを行う
上記活動を通じて生徒、現地教諭双方の運動、スポーツへの関心を高める
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
サッカーボール、バスケットボール、バレーボール、ネットボール、ハードル、バドミントンラケット、フープ、テニスボール、縄跳び等
4)配属先同僚及び活動対象者
スポーツスーパーバイザ―(20代、男性、経験年数3年)
現地教諭(1~7年生のクラス担当、20~30代、体育・スポーツのバックグラウンドがない)
指導対象者:1~8年生の男女(年齢6-14歳)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)体育 備考:配属先の指定条件
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:配属先のレベルに合わせるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(28~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は隊員専用シャワー・トイレ付の1室が提供されるホームステイの予定。