要請番号(JL05723B02)
募集終了



・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
シェイフ イブラヒム スクール
3)任地( ハーアリフ環礁ケラー島 ) JICA事務所の所在地( 首都マレ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+船 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
人口約2,500名の北部ハーアリフ環礁ケラー島唯一の公立学校で、1945年に設立された。就学前教育(4歳)から前期中等教育10年生(16歳)で構成され、2023年7月現在、児童・生徒数は251名(男子134名、女子117名)、教員数は38名(内7名はインド人)となっている。同校の敷地内には整備された100M走が可能なグランドと新築の多目的ホールがある。2023年度の予算は約90万USDである。島民の多くは農業と観光に従事している。島にはマングローブがあり、NGOがマングローブの保護活動を行っていた。同島には1980年代に野菜栽培隊員の派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
「読み・書き・計算」を重視した主要教科中心であったが、教育省は児童・生徒の心身の健全な発達に注目し、体育、図工、音楽(芸術)等の新カリキュラムの導入が始まった。しかし、地方島では、同分野の知識を有する教員はほぼおらず、適切に授業が実施されていない。クラス担任らが体育科の授業を実施しているが、アクティビティは極めて限定的であり、体系的な指導方法は確立されていない。このような状況下、隊員は体育の指導経験やスポーツのバックグラウンドがない現地教員と協働で体育科授業の基盤を構築することが求められている。なお2019年に教育省との話合いの結果、同校はハーアリフ環礁下における体育の中心校としての一校として選定され、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.現地教員と協力しながら、体育科の授業を行い、教授法を指導する(授業は1コマ35分。授業間の休憩時間なし。)
2.次のいずれかのスポーツを指導する。(水泳、ハンドボール、バドミントン、クリケット)
3.可能な範囲で、同校のみならず、他校を含む現地体育教員に体育ワークショップを開催し、教員のスキルアップや指導力強化を支援する。
2023年7月現在、体育科授業は14コマ(1コマ35分)/週実施されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
サッカーボール、バスケットボール、バレーボール、テニスラケット・ボール、クリケット、バトン、フラフープ、ビート板等
4)配属先同僚及び活動対象者
カウンターパート(同僚教員から選ばれる予定)
同僚教員38名(男性8名、女性30名)
※教員経験はあるが、体育に関する知識は少ない
指導対象者:生徒(1-7年生の男女、年齢6-13歳)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
(小学校教諭)
[性別]:(女性) 備考:配属先の要請に基づく
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の指定条件
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(28~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は隊員専用シャワー・トイレ付の1室が提供されるホームステイ型の予定。
生活使用言語はディベヒ語。