要請番号(JL05723B05)
募集終了
3代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ラーム環礁教育センター
3)任地( ラーム環礁フォナドゥ島 ) JICA事務所の所在地( 首都マレ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
人口約3,000名のラーム環礁フォナドゥ島において唯一の公立学校であり、1983年に設立された。就学前教育(4歳)から後期中等教育12年生(18歳)で構成され、2023年7月現在、児童・生徒数は747名(男子396名、女子351名)、教員数は76名(内8名はインド人、1名はエジプト人)となっている。2023年度の予算は約156万USDである。同校では、放課後にスポーツ、算数、ディベヒ語、英語、環境、吹奏楽等様々なクラブ活動が実施されている。島民の多くは漁業・農業に従事している。これまでPCインストラクターと小学校教育の2名の隊員派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国の教育は「読み・書き・計算」を重視した主要教科中心であったが、近年、教育省は児童・生徒の心身の健全な発達に注目し、体育、図工、音楽(芸術)等の新カリキュラムを導入している。しかし、学校現場において同分野の技術や指導経験を有する教員はほとんどおらず、特に地方島では適切に授業が実施されていない。同校では、選択科目である音楽科授業を実施し、放課後の吹奏楽部メンバーの更なる技術向上を目指しているが、指導可能な教員の人材確保に至っていない。このような状況下、隊員は音楽の経歴がない現地教員と協働し音楽科授業の基盤を構築し、吹奏楽部メンバーの技術向上が求められており、更には体育科における体育教員等の指導力強化も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.現地教員と協力し、音楽の基礎知識を教えながら授業を実施する。(授業は1コマ35分。授業間の休憩時間なし。週9コマ実施予定。)
2.吹奏楽部顧問としてブラスバンドの指導、運営にあたる。
3.同校のみならず、近隣校の教員、生徒を対象に音楽の授業を実施し、音楽の基礎知識向上に貢献する。
4.体育担当の教員等と協力しながら、体育科の授業を行い、教員等のスキルアップ、指導力強化を図る。
2023年7月現在、体育科授業は18コマ(1コマ35分)/週実施されているが、隊員が赴任後に担当コマ数が決まる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
鍵盤ハーモニカ、吹奏楽用楽器1式、ハンドボール、テニスラケット・ボール、縄跳び、ハードル等
4)配属先同僚及び活動対象者
音楽カウンターパート(40代、女性、20年以上の経験)
※音楽に関する知識は少ない
体育教員、スポーツスーパーバイザー:3名(20~40代の男女)
音楽対象者:1-3年生の男女
吹奏楽クラブ対象者:6年生以上の男女 45名
体育対象者:生徒1-7年生の男女
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の希望
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:配属先の希望
[参考情報]:
・吹奏楽等の指導経験があると尚よい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(28~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は隊員専用シャワー・トイレ付の1室が提供されるホームステイ型の予定。
生活使用言語はディベヒ語。