2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL05723B07)
募集終了

国名
モルディブ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1
学校正門 体育授業1 体育授業2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ハーフィズ アフメド スクール

3)任地( ニャビアニ環礁フォームラク市 ) JICA事務所の所在地( 首都マレ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

人口約7,800名のフォームラク市(島)にある4校ある公立学校の一つであり2004年に設立された。就学前教育(4歳)から前期中等教育10年生(16歳)で構成され、2023年7月現在、全校生徒数は563名(男子298名、女子265名)の二部制、教員数は65名(内9名はインド人)となっている。2023年度の予算は約160万USDである。国内では4番目に人口が多い島であり、主な産業として農業がある。また、イタチザメが観察できるポイントが同島近郊にあり、観光業も盛んになってきている。同島には、1990年代から長短期合わせて15名のJICA海外協力隊が活動しているが、同配属先にはこれまで派遣実績はない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

2021年から教育省により環境教育を推進する「グリーン・スクールプロジェクト」がパイロット7校で開始され、同校はパイロット校の1つとなっている。今後同省は実施校を更に20校以上増やす計画である。プロジェクトは、1).全ての教科に環境教育の要素を取り入れる、2).教員、児童・生徒、保護者をメンバーとするチームを形成し環境活動を行う、の2つアプローチで構成されており、パイロット校ではオンライン研修を受けた教員が試行錯誤で同プロジェクトによる活動を推進している。また、モルディブ国では、隊員の体育分野でのニーズが高く、その活動成果と貢献は教育省から高く評価されていることから、同校における体育科支援と環境クラブ活動を通じた環境教育支援のため今般の要請があった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.学校の定める4つのテーマ(廃棄物、ビーチ、イノベーション、島)に従い、環境要素を各教科の授業に取り入れられるか同僚にアイデアを提案する。
2.グリーンチームの教員と共に月に1回の環境活動行う。(ビーチ清掃、構内清掃、リサイクル作業等を予定。使い捨てプラスチックの校内持込禁止はまだ徹底されていないため、新年度はこの活動にも重点を置く予定。)
3.体育担当の教員と協力しながら、4年生、5年生の体育の授業を実施し、教授法を指導する。
2023年度7月現在、 10コマ/週(1コマ35分)の授業が実施されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

サッカーボール、バスケットボール、バレーボール、ビート板等

4)配属先同僚及び活動対象者

グリーンチーム11名(教育省からオンラインでトレーニングを受けた教員)
環境活動:1~10年生(6~16歳)の全校生徒
体育担当の小学校教員5名 (20~30代の女性)
※教員経験はあるが、体育に関する知識は少ない
体育指導対象者:4、5年生の男女(年齢9-11歳)
4年生2クラス、5年生3クラス

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(女性) 備考:配属先の要請に基づく

[学歴]:(大卒) 備考:配属先の指定条件

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:配属先の指定条件

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(28~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は隊員専用シャワー・トイレ付の1室が提供されるホームステイ型の予定。
生活使用言語はディベヒ語。