要請番号(JL05723B09)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
シャビヤニ アトール スクール
3)任地( シャビヤニ環礁カンディティーム島 ) JICA事務所の所在地( 首都マレ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+船 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
人口約1,700名のシャビヤニ環礁カンディティーム島にある唯一の公立学校であり1986年に設立された。就学前教育(4歳)から前期中等教育10年生(16歳)で構成され、2023年2月現在、児童・生徒数は345名(男子163名、女子182名)、教員数は43名(内、インド人教員3名)となっている。2023年の年間予算は約970,000USDである。過去、同校は陸上に力を入れ陸上大会に出場していた。住民の多くは漁業に従事している。これまで、同校は他の援助機関からの支援受け入れや協力隊員の受入実績はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国では「読み・書き・計算」に重点を置いた主要教科中心の教育が行われていたが、児童の心身の健全な成長に注目し、体育等の情操教育強化を考慮した新カリキュラムの導入を2015年から開始した。しかし、学校現場では主要教科以外の教科に関する知識や指導経験のある現地教員はほとんどおらず、多くの学校では充実した授業が実施されていない。現在体育指導は1名の体育専任教員によって行われている。2019年、他島で活動中の協力隊員が指導する「体育ワークショップ」に参加し感銘を受け、今回の要請に至った。なお、2019年に教育省との話合いの結果、同校はシャビヤニ環礁下における体育の中心校の1校として選定された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.現地教員と協力しながら、体育教科の授業を行い、教授法を指導する。(授業は1コマ35分。授業間の休憩時間はなし。週2コマ実施)
2.同校のみならず、他校を含む現地体育教員に体育ワークショップを開催し、教員のスキルアップや指導力強化を支援する。
3.放課後の陸上クラブ(リレー、やり投げ、円盤投げ、走高跳、走幅跳)活動をスポーツスーパーバイザーと指導し、陸上競技の底上げに協力する。
2023年2月現在、体育の授業は週16コマ実施されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
サッカーボール、バレーボール、ハンドボール、テニスボール(硬式)、リレー用バトン、コーン、フラフープ、円盤、やり、砲丸等
4)配属先同僚及び活動対象者
体育教員1名(30代、男性、経験年数10年)
スポーツスーパーバイザ1名(30代、男性、経験年数7年)
小学校教員(20~40代、男女、経験年数1~10年)
※教員経験はあるが、体育に関する知識は少ない
指導対象者:1~8年生の男女(年齢6~14歳)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・可能であれば、陸上競技の経験者
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(28~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はボランティア専用シャワー・トイレ付の1室が提供されるホームステイの予定。
生活使用言語はディベヒ語。