要請番号(JL05723B15)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
メーナ スクール
3)任地( ヌーヌ環礁ホルドゥ島 ) JICA事務所の所在地( 首都マレ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+船 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
人口約2,200人のホルドゥ島において唯一の学校であり、1947年6月に設立され同国でも歴史が古い学校の一つである。6歳から12歳までの初等部、13歳から15歳までの中等部、16歳から18歳までの高等部で構成されている。2023年5月現在の生徒数は407名(男子184名、女子223名)、教員数は65名である。2023年度の年間予算は約840,000USDである。放課後、夕方にも課外活動が行われており、学校の敷地向かいには、屋根付きのユースセンターの体育館があり、天気に左右されずスポーツを行うことが可能である。バトミントンが盛んに行われ、バドミントン協会に所属する人も多い。同島ではこれまで協力隊員の受入実績はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国の教育は「読み・書き・計算」を重視した主要教科中心であったが、近年、教育省は児童・生徒の心身の健全な発達に注目し、体育、図工、音楽(芸術)等の新カリキュラムを導入している。しかし、学校現場において同分野の技術や指導経験を有する教諭はほとんどおらず、特に地方島では適切に授業が実施されていない。同校では、現在1名のスポーツスーパーバイザーが体育科の授業を行っているが、授業内容は限定され、カリキュラムに準拠した授業の実施、指導方法の確立には至っていない。また、児童・生徒の計算能力の低下も指摘されている。このような状況下、協力隊員は体育のバックグラウンドがない現地教諭と協働で体育科授業の基盤を構築することが求められており、以上の理由により派遣要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.スポーツスーパーバイザーを含む現地教諭と協力しながら、1~8年生の体育科授業を行い、現地教諭に体育科の指導方法を伝える。 2023年5月現在、週8コマ/1コマ35分を実施。 配属先との協議でコマ数を増やすことも可能。
2.必要に応じて現地教諭対象のワークショップ等を開催し、教諭らのスキルアップ、指導力強化を図る。
3.協力隊員の特技、経験を活かした課外活動(スポーツ)、バトミントン、卓球、バレーボール、サッカーを指導することが期待されている。
4.日常生活で暗算ができる子供が少なくなっていることから、可能であれば課外活動で暗算ができる活動も期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
サッカー、バレーボール、卓球、バドミントン、ネットボール、フラフープ等
4)配属先同僚及び活動対象者
スポーツスーパーバイザ―(中卒、30代、男性、経験年数4年)
現地教諭 複数(女性、20~30代、体育・スポーツのバックグラウンドがない)
活動対象者:1~8年生の男女(年齢6-13歳)(1クラス 30名程度)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
[性別]:(女性) 備考:配属先の希望
[学歴]:(大卒) 備考:教育現場での勤務となるため
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・バトミントン又は卓球の指導ができる人が希望
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(28~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は隊員専用シャワー・トイレ付の1室が供給されるホームステイ型の予定。
草の根無償資金協力で同島に整備を含めた焼却炉支援があるため、環境に関する活動(クリーンキャンペーン実施)等も期待されている。