2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL05724A02)
募集終了

国名
モルディブ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
18代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

モルディブ国立大学人文学部

3)任地( カーフ環礁マレ ) JICA事務所の所在地( マレ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

モルディブ国にある唯一の国立総合大学。人文学部、教育学部、理工学部、保健科学部、ホスピタリティー・観光学部、法・イスラム学部、基礎教育センターと海洋研究センター、ビジネススクール、看護学部、医学部を擁している。総学生数は約9000人、マレの本キャンパスの他に4キャンパスがモルディブ国内にある。2月と8月の2期入学制で、最低3年で学位を取得。今回要請のある人文学部は、2009年に設立され、学部生は約400人。同大学はモルディブで唯一日本語を学ぶことができる教育機関として、人文学部新設以前を含め近年まで18代にわたり日本語教育隊員が派遣されていた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

長年にわたり学生に向けた日本語教育が実施されていたが、他外国語の人気の高まりとともに日本語選択者数が少なく、配属先は正規授業として実施することは困難で日本語講師の常勤雇用は望めない状況。しかしながら、配属先は公開講座として非常勤モルディブ人講師により初歩的な日本語講座を週2回2時間程度、夕方に20名程度の参加者に向けて開講している。
隊員は非常勤講師を含めた関係者と協力し、ネイティブの強みを活かした初歩的な日本語を協働で教えることのほかに、日本文化紹介等で潜在関心層を取り込めるような素地作りを行うことや配属先を拠点として近隣公立校などを往訪して初歩的な日本語・文化の紹介などの取り組みを行う等、状況により単独で活動を実施することが期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

以下の取り組みを関係者と協働、若しくは、隊員自身で活動を行う予定
1.配属先で実施する週2回程度の公開講座において、日本語初学者などに向けた授業、日本文化紹介等をモルディブ人非常勤講師と共に実施
2.公開講座に重ならない時間帯を利用して、近隣の公立学校や政府機関関係者等に対し、初歩的な日本語教室・文化紹介を行い日本への興味関心を引き出す取り組み
3.可能な限り関係者と協働する形で日本語や日本文化振興に向けた各種企画・運営、公開講座への受講者拡大を促進する各種取り組み、等

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、コピー機、スピーカー、プロジェクタ 教材『みんなの日本語初級Ⅰ・Ⅱ』『新日本語の基礎Ⅰ』『MARUGOTO Starter』等

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
学科長 男性(40代)
非常勤講師 女性(30代) 指導歴10年程度
【活動対象者】
大学生のほか一般人、小中学校生徒、政府関係者等(男女・未学習者~初級程度)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:A)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:学校での指導となるため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先等関係者への助言

[参考情報]:

 ・日本への興味関心層を増やす創意工夫が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(28~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

生活使用言語はディベヒ語。住居は居室内に専用の浴室・トイレがあるホームスティを予定。
宗教的な戒律から任地等での飲酒等は不可能。