2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL05724A03)
募集終了

国名
モルディブ
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

教育省インクルーシブ教育局

3)任地( カーフ環礁マレ ) JICA事務所の所在地( マレ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.2 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は2019年に立ち上げられた教育省の内局となっている。現在は、モルディブ国内にある200校強を対象に、障害や特別なニーズを持つ子どもたちが、個々人の持つ可能性を最大限に発揮できる機会を提供できるようにすることを目的としている。さらによりインクルーシブな環境を構築するために、教師や管理者に研修や専門的なサポートを提供、また、障害のある子どもたちの権利と尊厳を高めるために、保護者や地域社会に向けた啓発活動も行っている。年間予算は約3千万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モルディブ国内では特別支援学校は現状無い状態であるが、一部の学校においては特別支援学級が設けられている。特に支援を必要とする児童・生徒の約6割が人口の集中するマレ首都圏に集中している。地方においては比較的人口が多い各地域の市の学校に設置しているが、全般的に知識のある専任の教員がいない状況であるため様々な課題がある状態。特に対象生徒の自律的支援においては個々人の性質に合わせた職業的技能の向上への取り組みが遅れているため、就労につながらない。
これらの課題を改善すべく、対象児童/生徒に対する教育の質的向上や理解促進に向けて隊員による取り組みが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先に拠点を置き、マレ首都圏にある5校程度の特別支援学級への巡回を行いながら以下の活動を行う予定。なお、配属先関係者には、巡回した内容の報告・提言等を定期的に行い、課題解決への取り組みを支援する。
1.各学校に通学する知的発達障害、肢体不自由、等の児童/生徒の実情(障害の状況や発達の程度)に応じた授業が提供できるように関係者に向けて知識・技術面での支援の実施
2.隊員の得意分野に応じた対象児童/生徒の将来の社会的自立に向けた支援(PC操作、手工芸、等)の実施
3.対象児童/生徒どうし、若しくは同じ学校に通学している普通学級児童/生徒と共にできるようなボッチャ等のスポーツ活動等を通じて、インクルーシブな社会の実現に向けた取り組みの提案・実施、等

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務机、椅子、教室、等

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
インクルーシブ教育担当政務官 女性 50代
インクルーシブ教育担当推進官 女性5名(30~50代)
事務官 男性・女性8名(20~50代)
【巡回先】
学校長、担当教員、生徒(発達/学習障害、視覚/聴覚障害等、各学校数名~十数名)、保護者、等

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:配属先関係者へ助言するため

[汎用経験]:

 ・特別支援学級での活動経験

[参考情報]:

 ・作業療法的な知見があればなお良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(28~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

生活使用言語はディベヒ語。住居は居室内に専用の浴室・トイレがあるホームスティを予定。
宗教的な戒律から任地等での飲酒等は不可能。