要請番号(JL05724B01)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
クルドゥフシ地域病院
3)任地( ハーダール環礁クルドゥフシ島 ) JICA事務所の所在地( マレ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ハーダール環礁の行政の中心であるクルドゥフシ島は、1万人以上が居住しているモルディブ北部地域における主要島である。
配属先病院は北部地域最大の総合病院で、12の診療科目を擁し病院スタッフは約300人、一日400人程度の外来患者が来院し、入院病床数は80床の規模。ただし、リハビリテーションを担う理学療法士・言語聴覚士の人数は少ない状況。月間50名ほどがリハビリテーション診療に来院しているほか、病院が受け持っている地域である北部の島しょ部巡回リハビリテーションを実施し、70名ほどの患者のリハビリ治療を行った実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先はモルディブ北部地域の中心的役割を担う医療機関であることから、来院患者数は年々増加している。ただしスタッフの人数は限られ、特にリハビリテーションを担う従事者は多くないため、配属先内の児童発達支援センターにて、作業療法による各種助言や知見の共有が行われることが隊員に期待されている。また、同じ島内にあるハーダール環礁教育センター等の敷地には特別支援学級が設けられていて、同学級は特別な支援を必要とする児童・生徒の自律的支援を担っている。隊員は週に何回か同学級を巡回して、作業療法的観点からの対象者の支援、教員や保護者への助言等を実施、また、北部近隣環礁の巡回や他職種隊員との協働による支援も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
児童発達支援センターの関係者、学校等諸機関と必要な協議を行い、連携して活動する。なお、関係者には、実践した内容の報告等を必要に応じ行い、課題解決へ向けた支援を行う。
1.傷病や障害の程度に応じ、患者や家族に対し、作業療法的な視点から日常生活活動の向上に向けた指導を実施
2.島内の学校を巡回し、通学する知的発達障害、肢体不自由、等の児童・生徒の状況に応じた作業療法の実施
3.配属先同僚の療法士他医療関係者や出先の教員、対象者の家族等関係者に向けた知見の共有
4.状況に応じ、北部地域の島しょ巡回を行い、実状の把握や対象者等への助言の実施、等
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
歩行補助具、玩具、バランスボール、等
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】言語聴覚士、理学療法士、臨床心理士、カウンセラー等
【活動対象者】
同僚及び患者、巡回先担当教員、児童・生徒(肢体障害等)、保護者、等
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先関係者へ助言するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(28~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活活用言語はディベヒ語。住居は居室内に専用の浴室・トイレがあるホームスティ。宗教的な戒律から任地を含む住民島での飲酒等は不可能。