2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL05724B02)
募集終了

国名
モルディブ
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ハーダール環礁教育センター

3)任地( ハーダール環礁クルドゥフシ島 ) JICA事務所の所在地( マレ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ハーダール環礁の行政の中心であるクルドゥフシ島は、1万人以上が居住しているモルディブ北部地域における主要島である。
配属先は1979年に開設され、同島内の学校としては最も古い。就学前児童(4~5歳)から前期中等教育の10年生(16歳)までの児童・生徒数は約1,100名、教員は約80名となっている。同校敷地内は、障害や特別なニーズを持つ子どもたちに向けた特別支援教育を実施するセンター機能を有した施設があり、個々人の持つ可能性を最大限に発揮できる機会を提供できることを目的として取り組んでいる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モルディブ国内は特別支援学校は無いが、一部の規模の大きい学校においては特別支援学級が設けられており、モルディブの北部地域では当配属先がその中心的な役割を有している。近年は他の地方島から移住する住民も増え、支援を必要とする児童・生徒も少しずつ増加傾向にあるが、当該知識を有する専任の教員がいない状況のため様々な課題が生じている。
特に対象生徒の自律的支援においては個々人の性質に合わせた職業的技能の向上への取り組みが遅れているため、就労につながらない。これらの課題を改善すべく、対象児童・生徒に対する特別支援教育の質的向上や理解促進に向けて隊員による取り組みが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の対象児童・生徒の状況を把握、生活などの質的改善をめざす。可能であれば北部環礁の巡回や派遣予定の他職種隊員との協働を行う。
1.通学する知的発達障害、肢体不自由、等の児童・生徒の障害の状況や発達の程度に応じた支援の提供及び同僚への助言
2.隊員の得意分野に応じた対象児童・生徒の将来の社会的自立に向けた支援
3.対象児童・生徒どうし、若しくは同じ学校に通学している普通学級児童・生徒と共にできるようなボッチャ等のスポーツ活動等を通じて、インクルーシブな社会の実現に向けた取り組みの提案、等

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務机、椅子、教室、歩行補助具、玩具、バランスボール、等

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
学校長1名(50代、男性)
教員(20~50代、男女)
【活動対象者(巡回先)】
発達・学習障害、肢体障害等の生徒は約50名(うち3割程度は重度障害)、保護者、等

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先関係者へ助言するため

[汎用経験]:

 ・特別支援学級での活動経験

[参考情報]:

 ・作業療法的な知見があればなお良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(28~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

生活活用言語はディベヒ語。住居は居室内に専用の浴室・トイレがあるホームスティ。宗教的な戒律から任地を含む住民島での飲酒等は不可能。