2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL05725A02)

国名
モルディブ
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会家族開発省

2)配属機関名(日本語)

地域福祉サービス課 /フルマレ児童養護施設(Fiyavathi)

3)任地( マレ ) JICA事務所の所在地( マレ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は社会家族開発省内の課となる。隊員は、主にフルマレにある2016年に開設された児童養護施設を拠点として、モルディブ国内の関連施設を巡回し、児童や対象者に向けた支援を行う。同施設では0歳児から15歳以下の乳幼児・少年少女・障害児が、経済的事情による育児放棄、保護者がいない子供や虐待を受けた等の諸事情で保護され、自立を目指して生活や学びの場を提供する形で養護を行っている。就学年齢で心身ともに安定している子供たちは近隣の学校に通学しているが、それ以外の時間は施設内で過ごすことが多い状況。国内他の地域でもそれぞれの事情に応じた支援を行っていて、様々な機関から資器材などの支援が行われている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モルディブ国内各所に児童等を対象とした養護・一時保護施設が開設されている。拠点となる予定のフルマレ児童養護施設は規模が大きく、一時100名以上入所していた。全般的に児童等の福祉向上を目指しているものの、成育に合わせるような形での情操教育等の知見の向上、入所中の子供たちが希望をもって自立できるような取り組みについて改善を目指している。対象となる子供たちの社会性や協調性をより向上させるべく、共同作業などにより学ぶ場を提案したり、情操面での豊かさを取り戻すためにも、支援するスタッフの能力向上に向けて隊員が手を差し伸べるような形で活動することが期待される。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

フルマレ児童養護施設を拠点として関連施設を巡回し、対象者へ直接的な支援を行うほか、各種課題の改善に向けた助言を行う予定
1.施設での生活が楽しくなるような活動、協調性や社会性を育むための活動(音楽、図工、スポーツ、レクレーションなど)の企画・実施
2..社会とのつながりを促進するため一般の生徒や信頼あるコミュニティーの住民との交流活動の企画・実施
3..同配属先以外のモルディブ各所に設置されている児童養護施設や保護施設を巡回し必要な支援・助言を実施
4.省内の関係職員等に向けた課題の改善に向けた助言の実施、等

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、プロジェクター、コンピュータ、ボール、等

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
社会福祉行政官(30~50代)5名 施設長 女性(40代)
スタッフ 7名(20~50代)、医療コーディネーター2名、等
【活動対象者】
0~15歳の乳幼児・少年少女・障害児
(男性30名強、女性30名)(うち、四肢・発達障害等 数名)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(社会福祉士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先からの要請

[汎用経験]:

 ・青少年を対象とした活動経験(2年以上)

[参考情報]:

 ・発達障害児ケアに関する知見があれば尚良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(28~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

生活活用言語はディベヒ語。住居は居住内に専用の浴室・トイレがあるホームスティを予定。宗教的な戒律から任地を含む住民島での飲酒等は不可能。