要請番号(JL06018A03)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
工業省
2)配属機関名(日本語)
パルパ郡商工会議所
3)任地( パルパ郡タンセン ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 12.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
商工会議所はネパール全土を網羅する形で、ほぼすべての郡に支部を設置している。事業内容としては、農産、工芸品生産者や起業家の支援を通しての産業振興を目指している。パルパ支部の登録会員数は約1000名。登録会員の中から選挙で理事(3年任期)が選出され、毎月方針会議を実施している。地域の特産品はしょうが、手織物を利用した手工芸品である。1995-2007年ドイツの支援を受けたことはあるが海外ボランティアの受け入れ実績はない。
同任地の市役所から要請が挙がっている青年海外協力隊(JV)(観光)と協働し、当地の観光振興を図ることが期待されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ネパールでは約7割が農業従事者であるが、農業からの収入では不十分であることから、農村に住む若者は、現金収入を得るために出稼ぎなど故郷を離れる者が多い。配属先は地場産業振興を図り、 若者の雇用創出・所得向上をめざし、他郡で成功しているアグロツーリズムを郡内の農村に導入しようとしている。パルパ郡としてアグロツーリズムをODOP(One District One Product)として取組むことも予定されている。拠点となる郡庁所在地のタンセンは、山水明媚な観光地ポカラと仏陀生誕の地ルンビニの途中に位置し、ヒマラヤの展望の開ける、伝統的な建築家屋や石畳の残る古都で、伝統的な手織(ダカ織)産業も有名な地であり、観光業発展のポテンシャルは高い。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先スタッフと協力して以下の活動を実施する。
1.村を巡回し、アグロツーリズムの担い手となる農家(場所・人)を開拓する。
2.農産品等アグロツーリズムに活用できる地元リソースを探し、活用方法等を農家の若者たちと共に考える。
3.アグロツーリズムのプロモーションや農産品加工・販売等を支援する。
4.農家と観光業関係者、観光組合、メディア等を橋渡しし、連携を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし。
4)配属先同僚及び活動対象者
所長 男性40代
専任職員4 名、 20-50代、男性2名、女性2名
登録会員数1000名(商業約850名、工業約150名)
理事27名
5)活動使用言語
ネパール語
6)生活使用言語
ネパール語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・地域活性化や観光振興等の知識や経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
山村巡回は基本徒歩。配属先スタッフは巡回業務はしないので、関係者とのネットワーク構築から活動を開始することとなる。