要請番号(JL06018A07)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
連邦制・地方開発省
2)配属機関名(日本語)
タンセン市役所
3)任地( パルパ郡タンセン ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 12.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、市民への行政サービスの提供、市の年間開発計画やガイドラインの策定・実施・モニタリング・評価を実施している地方行政機関である。任地は、山水明媚な観光地ポカラと仏陀生誕の地ルンビニの途中に位置し、ヒマラヤの展望の開ける、伝統的な建築家屋や石畳の残る古都で、伝統的な手織(ダカ織)産業が有名な地であり、観光業発展のポテンシャルは高い。市人口は約7万人。年間事業予算は約7億円。観光開発予算は約5千万円。これまでに国連(土木技師)、ドイツ(建築、都市計画)の支援あり。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2015年憲法発布に基づき、市制の司る業務・予算が拡大した配属先では、市の発展のために、観光業の推進を図りたいと観光開発予算を組んだが、これまでに観光開発に取り組んだ実績は無く、市政として観光推進をどのように進めるべきか具体的な指針を持っていない。古くなった伝統家屋は安価な近代的な建造物へ改築される等、住民は町並み保存意識が希薄である。観光推進のマスタープランの策定、市として推進していく観光業の方向性を定めるために、観光開発/観光行政経験のあるボランティアが求められている。同任地の商工会議所から要請が挙がっているアグロツーリズム普及活動に取り組む青年海外協力隊(JV)(コミュニティ開発)と協働し、観光を活かしたまちづくりを行政主導で推進する体制つくり支援が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先職員と協力して以下の活動を行う。
1.観光資源の調査・分析を行い、街並み保全箇所の提案、及び保全に向けての必要な施策を提案する。
2.観光推進マスタープランの策定のため、各国の観光開発事例や行政主導型の開発事例を紹介し、共に任地に適切な観光推進マスタープランを考える。
3.マスタープランに基づいた具体的な観光開発事業の立案・実施を支援する。
4.地域住民に対し、現存する観光資源の効果的活用と保全についての理解を深め、関与を促すための啓発を支援する。
5.観光産業に携わる関係諸機関の連携強化を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし。
4)配属先同僚及び活動対象者
市長: 男性、50代
助役:男性、40代
開発計画課長: 男性、40代
職員: 75名、20-50代、男性約50名、 女性約25名
5)活動使用言語
ネパール語
6)生活使用言語
ネパール語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実践的な助言が期待されている
[参考情報]:
・
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
観光開発、観光行政又は地域活性化に従事した経験があると尚良い。