要請番号(JL06018A10)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
スリ・バル・マンディル学校(孤児院)
3)任地( ゴルカ郡ゴルカ ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、町の中心部から1kmほど離れた旧市街地近くにある1976年設立の公立学校。就学前クラスから10年生まで(日本の保育園年長から高校1年生相当)各学年1クラス、全体で約307名の児童生徒が在籍している。合計教員数は15名である。同校が位置するゴルカ郡は、2015年4月の大地震の震源地で約2000名の死傷者、約7万戸の家屋崩壊・破損等の被害を受け、同校も建物の一部は震災による被害を受け使用できないでいる。当校の特徴として学校敷地内に3年前に孤児院を設立し、今現在22名の孤児(6-18才)が生活支援及び学習支援を受けている。今回の要請は学校ではなく主に孤児院での活動を支援するものである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
上記の孤児院は現校長が4年前に偶然出会った1人の孤児を助けたいという話から始まったもので、紆余曲折を経て今日では22名まで拡大するに至っている。孤児の多くは震災で両親を失った震災孤児であり、その他にストリートチルドレンや育児放棄などによって保護された子どもたちがいる。孤児院は寄付金によって運営しているため財政的余裕がなく、現状では子供達を保護することで精一杯で、心の教育までする余裕はない。そのため、子供達は人や物を大切にする心が育っていなかったり、情緒不安定な様子が見られる。校長自身も時間が許す限り子供達と過ごして愛情を注いでいるが十分とは言えず、ボランティアが派遣されることで、子供達の心の教育が進むことを期待している。また、学校に通う一般の子供達と孤児との間のコミュニケーションがより活発になることも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
以下の活動を登校前(朝から10時)と下校後(4時から夕方)を中心に行う。また、可能であればこの他に敷地内の学校で教員として一般の生徒に対して課外活動のサポートを行う。
・社会復帰や自立のために健康管理や道徳などの生活指導を行う。
・現地教員が実施する基礎学習指導(読み・書き・計算)を支援する。
・孤児院の生活が楽しくなるような活動(音楽、美術、スポーツ、レクレーションなど)を現地教員を巻き込んで実施する。
・社会とのつながりを促進するため一般の生徒やコミュニティーの住民との交流活動を企画・実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし。
4)配属先同僚及び活動対象者
校長 男性、50代後半
合計先生数:15名(うち臨時教員4名)
合計生徒数:307名
合計孤児数:22(18名男性、4名女性)
5)活動使用言語
ネパール語
6)生活使用言語
ネパール語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要望による
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・困難を抱える青少年に対する指導経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)