2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06018A11)
募集終了

国名
ネパール
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

スリ・プニャシラ初等学校

3)任地( シャンジャ郡ニルビレ ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 9.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は観光地としても名高いポカラの南約20kmに位置するシャンジャ郡の中心都市プタリバザールの郊外にある学校である。配属先である小学校は1989年設立で、1-6年生までの全校生徒は108名である。同校の支援者であるボダ氏は有機コーヒー農家としても有名で、日本へもたびたび講演に訪れているほどである。こうした縁から以前より同郡の農業事務所や商工会議所で活動をしていた青年海外協力隊(JV)も個人的に訪れて授業をするなど、日本との関わり自体は長い。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同校では生徒のほとんどがダリットといわれる低カースト民族の子供たちであり、伝統的に保護者の教育に対する意識が低く、「少しでも早く働き始めて家計を助けてほしい」と保護者が進学を認めないため、10%以上が6年生で卒業し働き始める。しかしながらその年齢でできる仕事は限られており、貧困の連鎖が続いている現状である。ネパールでは憲法によりカースト制度は廃止されてはいるが、社会的制度としては今もなお存続していおり、学校としては生徒や保護者の教育に対する意識向上に取り組むべく、各家庭の家庭訪問を行ったり、限られた予算をやりくりしてネパールでは珍しい学校給食制度を導入するなどしている。そうした中、近年需要が高まっている英語教育に力を入れることで学校に対する魅力を向上させるだけでなく、子供達が将来を自分の力で切り開いていくための視点や力を身に着けることを狙って本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

・生徒たちに英語授業を行う(対象学年やコマ数はボランティアの経験によって配属先と協議)
・課外時間を利用して英語クラブを立ち上げ、生徒に日常会話を中心に指導する。
・同僚教員とともに、保護者に対して教育の大切さを伝える活動を行う。
・同僚教員とともに、生徒に対して自分の将来設計など、総合的な生きる力の涵養に資する活動を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4)配属先同僚及び活動対象者

校長 40代男性
教員数12名

5)活動使用言語

ネパール語

6)生活使用言語

ネパール語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要望による

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・中学校または高等学校教諭(英語)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

町の中心部からは5km程度だが、学校は山の中にあり周辺は何もない村である。そうした村の中での極めて不便な生活を前向きにとらえて生活できる人が望ましい。