要請番号(JL06018A21)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
連邦制地方開発省
2)配属機関名(日本語)
ポカラレクナート市役所保健課
3)任地( カスキ郡ポカラレクナート市 ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同市はネパール西部地域(新制度では第4州)の政治・経済の中心都市であり、国内外から年間10万人を超える観光客が訪れ、ホテル等観光関連産業に関与する人口が多いのが特徴である。2017年にポカラ市と隣接するレクナート市と合併したことにより、ポカラレクナート市となった。人口は約40万人であるが、他地域からの移住者も多く人口は増加傾向。配属先全体の年間予算は、47億 円相当で各部署へ配賦される。
同市へは、環境教育隊員や保健師隊員等を派遣した実績がある。また、長野県駒ケ根市とも姉妹都市を結んでおり、日本との交流も盛んである。現在はKOICA(韓国)ボランティアが2018年末頃まで派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先スタッフは市内にある複数の母子保健クリニックを巡回し、妊婦健診、新生児・乳児健診、予防接種などの診療サービスを行っているが、市の合併が行われ巡回先も広域化してきている。それに伴い、診療の質の改善や、さらに巡回診療で得られたデータを基に貧困地域での母子保健の改善を目指している。
2001年以降、ネパール国民全体の栄養不良の割合は減少してきているという報告がある一方、地方における母親(妊産婦)、乳幼児及び学童期の慢性栄養不良は、依然深刻な問題である。学童の栄養不良は、下痢疾患、肺炎などの感染症による死亡リスクの増加、身体・精神・情緒的発育の不良、また、学校欠席・ドロップアウトの原因となっている。このような状況を改善するべく、栄養面からの支援を目的とした隊員派遣の要請があった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先のスタッフとともに、以下の活動を行う。
1.巡回先クリニックの妊産婦に対し、母子の栄養改善に向けた指導及びアドバイスを行う
2.市内学校の教員や生徒、その保護者に対し、栄養改善に関する啓発活動を行う
3.配属先内における巡回の取り組みに向けた支援の実施、等
また、日本の「草の根・人間の安全保障無償資金協力」にて建設された同市にある「母子友好病院」にて「ポカラ市北部における住民参加型地域保健活動を軸とした持続可能な母子保健プロジェクト」に取り組む駒ケ根市にあるNGO「ネパール交流市民の会」スタッフと適時情報交換を行いながら、栄養改善の啓発活動の面で協働することもある。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし。
4)配属先同僚及び活動対象者
チーフ(40代男性)1名
スタッフ(20-40代男性)計7名
5)活動使用言語
ネパール語
6)生活使用言語
ネパール語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(栄養士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等以上の学歴
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:巡回指導する関係上必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(3~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)