2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06018A22)
募集終了

国名
ネパール
職種コード 職種
A221 環境行政
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

人口・環境省

2)配属機関名(日本語)

環境局

3)任地( ラリトプール郡ラリトプール ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、2012年設立した環境監査機関。当国の環境基本法(1997年)に基づき、病院、農用地、工場からの土壌や廃水を検査し、その数値データーから基準値に基づく運営、運用を指導している。年間事業予算 約2千万円(昨年度)。これまでに海外ボランティアの受け入れ実績はない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ヒマラヤをはじめ自然豊かな当国ではあるが、首都部では、急激な車両・人口の増加、工場や病院からの廃棄物・廃水の不適切な処理、汚染された空気が溜まりやすい盆地の地形等が起因して、年々環境が悪化している。当センターでは、pH、BOD、COD、TSS、残留塩素、油脂を計測・分析することはできるが、人材と検査機器等の欠如のため、放射性物質、アルファ放射体、ベータ―放射体、CN、S、F、As、Cd、Cr、Cu、Pb、Hg、Ni、Se、Zn等を検査分析することができない。環境負荷を軽減させ持続可能な社会の実現のため青年海外協力隊の貢献が求められた。


2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 検査・分析に必要な資機材の調査及び活用に向けたアドバイスをする。
2. 研究員に対し、水質検査・分析等を指導する。
3. 工場や病院の敷地内に設置してある浄化設備やレンガ工場を監査する。
4. 環境アセスメント調査結果を整理し、環境への影響評価及び改善に必要な技術の評価を行う。


3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

GCMS(QP2010SE,Shimadzu)、インキュベーター、オートクレーブ、オシロスコープ(200Se‐AA)

4)配属先同僚及び活動対象者

局長:男性、50代
副局長:女性、40代、化学、修士
職員: 53名20-50代 (うち女性17)
研究員:2名(女性、20代)


5)活動使用言語

ネパール語

6)生活使用言語

ネパール語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)理工系 備考:専門的な助言が求められている

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実践的な指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】