要請番号(JL06018A25)
募集終了
4代目
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業開発省
2)配属機関名(日本語)
カブレパランチョーク郡農業開発事務所
3)任地( カブレパランチョーク郡ドゥリケル ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、農業開発省農業局の出先機関としてカブレパランチョーク郡に設けられている農業開発事務所である。年間事業予算は約7,000万円で、地域農業の発展を目的とする様々なプログラムを実施している。同郡内には、当配属先の下部組織として6箇所の支所が設置されており、それぞれが管轄する地域の普及拠点として、農業技術指導、病虫害対策、研修の企画運営、種子の配布等の業務を通じ、農民の生産活動に対する支援を行っている。当配属先は、全支所の業務を統括的に指導・管理すると共に、郡全体の事業計画立案や各種許認可申請手続き等の役割を担っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先が管轄するカブレパランチョーク郡は、首都カトマンズという大消費地に隣接することから、都市部周辺の農村地域における近郊農業が盛んである。温暖な気候に恵まれ、四季を通じて様々な野菜や果物、穀類が栽培されている。その一方、多様化する消費者ニーズに対応して販売収益を伸ばすため、栽培技術の改良、経済作物・品種の導入等による農産業の底上げと強化が求められている。特に近年は、消費者の品質志向の高まりを受け、有機栽培や減農薬栽培の普及が、配属先が取り組むべき課題の一つとなっている。このような背景の下、野菜栽培技術の改善と普及を主な目的に、ボランティアの派遣が要請された。また、JICAが2015年に開始した技術協力プロジェクト「シンズリ道路沿線地域商業的農業促進プロジェクト」との相乗効果も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先技術者と協力し、地域野菜の生産性向上を目的とする以下の活動を主に実施する。
1.地域農家を対象とする野菜栽培技術改善のための巡回指導や研修。
2.新たな野菜栽培技術の導入、改良、普及。
3.有機栽培または減農薬栽培技術の指導普及。
4.配属先が行う各種農業普及プログラムに対する支援。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし。
4)配属先同僚及び活動対象者
所長(50代 男性):1名
技官、技官補(園芸、植物病理、農業普及等):27名
他スタッフ(経理担当、事務員等):13名
5)活動使用言語
ネパール語
6)生活使用言語
ネパール語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学 備考:配属先の要望による
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先の要望による
[参考情報]:
・実務経験には実習・研修等も含む
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
ネパールでは、連邦制移行による行政組織改編が行われる予定であり、合格後派遣までに、或いは派遣中に配属先が変更になる可能性がある。