2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06018A35)
募集終了

国名
ネパール
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

フィッカル高等学校

3)任地( イラム郡フィッカル ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 13.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はネパールの東端にあり、紅茶の一大生産地であるイラム郡内にある学校である。任地であるフィッカルは早くからお茶の生産により栄えていたこともあり、以前より教育熱心な地域として知られている。1920年創立で同地域では最も歴史のある学校の一つで、公立学校としては同地域で最も優秀な学校である。就学前児童から10年生が950名在籍しているほかに、ネパール独自の専門教育コースである11-12年生には、10年生までしかない近隣の学校から進学した350名が在籍している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先の事業内容にもあるように、同校は地域内で最も優秀な学校である。教員の中には過去に青年海外協力隊のボランティアに学生時代に教わった人もおり、日本では一般的な生徒主体の教育に理解のある教員も多い。現在ネパールでは私立学校と公立学校の教育の質の格差が問題となっており、裕福な家庭の子どもしか私立学校に通えないため、さらなる経済格差を生み出していると指摘されている。そうした中、同校では公立学校でも私立学校と同等もしくはそれ以上の教育を提供することで、全ての子どもたちが平等な教育を受けられることを目指している。同校からは基礎教育から一貫した指導を考えており、特に理数科分野を伸ばしたいという意向から、日本の小学校に当たる教員(小学校教育)と、中学校以上に当たる教員(理科教育)のボランティアの要請に至った。2018年7月から同校へ小学校教育JVが着任予定。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.生徒に対して、生徒主体の理科授業を行う(詳細については、ボランティアの得意分野に応じて決定する)。
2.(必要に応じて)簡単な実験道具の作成や扱い方について支援、助言をする。
3.同校に派遣予定の小学校教育JVと協力して、一貫教育プログラムの提案をする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし。

4)配属先同僚及び活動対象者

校長 男性 40代
副校長 男性 40代
教員27名(学校が雇っている非常勤講師4名を含む)

5)活動使用言語

ネパール語

6)生活使用言語

ネパール語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

任地の生活環境は比較的整っている。しかし、首都カトマンズへはバスを利用した場合途中の町で1泊する必要がある。首都から離れた田舎町に根を下ろして生活・活動ができる人が望まれている。