要請番号(JL06019B05)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業・畜産開発省
2)配属機関名(日本語)
シンズリ農業普及センター
3)任地( 第3州シンズリ郡シンズリマディ ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、ネパール連邦政府農業・畜産開発省ならびに第3州政府土地管理、農業・協同組合省の出先機関として同郡内に設けられている農業普及センターである。管内の地方自治体の農業技官と協力しながら、農業技術指導、病害対策、研修の企画運営、種子の配布等の業務を通じ、農民の生産活動に対する支援を行っている。
同普及センターの前身である農業開発事務所においては青年海外協力隊隊員が派遣された実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先が管轄するシンズリ郡は農業が基幹産業となっているが、従来からの自給自足、地産地消的形態が色濃く残ることから、市場の広域化に対応して販売収益を伸ばすため、栽培技術の改良、経済作物・品種の導入、産地のブランド化等による産業構造の底上げと強化が求められている。また、近年の物価上昇や教育制度の普及によって地域農民の経済的負担が増大しており、農業の生産性向上を通じた現金収入の確保が課題となっている。このような背景の下、野菜栽培技術の改善と普及を主な目的に、ボランティアの派遣が要請された。
同配属先の前身である農業開発事務所において派遣されていた青年海外協力隊隊員は、トマトの接ぎ木技術の導入等に取り組んでおり、近年地域で広く生産されているトマトの品質向上につながる試みを行った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
主に、地域野菜の生産性向上を目的とする以下の活動を実施する。
1.地域の農村を巡回し、農業従事者を対象に野菜栽培技術改善のためのアドバイス及びトレーニングを実施。
2.配属先技術者と協力し、新たな野菜栽培技術の導入、改良、普及に取り組む。
3.有機栽培技術の改善と普及。
4.配属先が行う各種農業普及プログラムに対する支援。
5.農作物の販路開拓につながる取り組み。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
所長(30代 男性):1名
技官、技官補(野菜、果樹、植物病理、農業普及等):
他スタッフ(経理担当、事務員等):
活動対象者:地域農民 男性・女性 20-60代
5)活動使用言語
ネパール語
6)生活使用言語
ネパール語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学 備考:配属先の要望による
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的な指導を行うため
[参考情報]:
・実務経験には実習・研修等も含む
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)