要請番号(JL06022B04)
募集終了
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
連邦制・総務省
2)配属機関名(日本語)
ドゥリケル市役所
3)任地( 第3州カブレパランチョーク郡ドゥリケル ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はカトマンズ盆地の東側30kmの所に位置しており、カブレパランチョーク郡の管轄下に置かれている。人口約3万5千人の市で、市民への行政サービスの提供、市の年間開発計画やガイドラインの策定・実施・モニタリング・評価を行う行政機関である。同市がカバーするエリアでは、豊かな自然を利用しながら農業従事者が多く生計を立てている。また、冷涼な気候により週末には首都圏から多くの観光客も来訪する地域でもある。配属先ではそれらの自然および農産物資源を活用したアグロツーリスムの取り組みを検討している。これまでコミュニティ開発などの職種で3名のJICA海外協力隊の派遣実績がある。年間予算は約1千万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
上述の通り、配属先が管轄する地域は気候的に涼しく過ごしやすいため、近年、週末にはネパール人の観光客が多く訪れる地域となっている。今後はコロナが落ち着いてきていることもあり、海外からの訪問客も見込んでいる。具体的には、有機野菜の栽培が盛んな地域性を活かしてアグロツーリズムの開発を支援してほしいとの要請があった。またデビタ、パトレケットといった、ドゥリケル中心部から10~15kmほど東に下った地域の谷あいに、タマンというモンゴル系エスニックグループが多く住んでおり、彼らの文化・習慣を売りにしたホームステイプログラムを洗練させることで、より多くの需要が見込めると配属先は考えている。かかる状況下、自然環境と多彩な農業資源を活かしたアグロツーリズム事業を促進し、翻って地域の農業を活性化することを目的として、同分野において経験の豊富なJICA海外協力隊の要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.地域を巡回し農家の状況を把握し、観光に活かせる資源の調査を行い配属先にフィードバックする。
2.配属先とともに、地域の観光資源を活かし農業振興をめざすアグロツーリズムのプログラム作り(ホームステイ、一村一品など)に取り組む。
3.配属先とともに、作成したプログラムを実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務スペース、机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:社会開発課オフィサー、40代、男性
農業課オフィサー、50代、男性(経験25年以上)
都市計画課オフィサー、30代、男性(経験5年)
小規模企業開発課オフィサー、30代、女性、2名(ともに経験7年)
活動対象者:農家やホームステイ先となる住民等
5)活動使用言語
ネパール語
6)生活使用言語
ネパール語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:配属先の要望による。
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要望による。
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験を要する活動のため。
[参考情報]:
・アグロツーリズムに関わる業務経験があると良い。
・有機農業に関する知識があると良い。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)