要請番号(JL06023B01)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
文化 観光 民間航空省
2)配属機関名(日本語)
ルンビニ開発トラスト
3)任地( ルンビニ州ルパンデヒ郡ルンビニサンスクリティク ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 9.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先のルンビニ開発トラストは、ユネスコ世界遺産である釈迦生誕の地、ルンビニにある国立博物館を含めたルンビニ基本計画の実施などを目的として、1985 年にネパール政府によって設立された。カトマンズを拠点とする非営利団体であるブッダ財団が、今後35年間ルンビニ博物館の設計、管理、建設、管理を委託されており、文化・観光・民間航空省の考古学局、ルンビニ開発トラスト、ブッダ財団の関係者で構成された管理委員会が、博物館の主要な開発を監督することになる。年間予算は約3千500万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、2024年半ばからルンビニ博物館のプレオープン開発フェーズに入る計画を立てている。1年目 (2024年7月~2025年6月) には、プレオープン段階での博物館の計画策定、管理が実施され、2年目 (2025年7月~2026年6月) では、開館後/運営段階における博物館の管理を行う予定である。かかる状況下で、博物館の管理、運営を監督することのできる知見を持ったJICA海外協力隊の要請がなされた。配属先は、ネパールにおいて文化遺産が国際的な基準で展示、管理される博物館を目指している。また隊員の指導の下、将来の博物館館長および管理者の能力が十分に開発されることにも期待を寄せている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.博物館の開館前および開館後の段階における予算作成と博物館全体の管理に対する助言を行う。
2.最先端の博物館の設備システムや基準(循環、空気制御、照明制御、災害管理など)に関する実践的な指導を提供する。
3.博物館のコレクション戦略に関する助言を行う。また主任学芸員と協力して、借入資料、購入資料を特定し、交渉を支援する。
4.展示スケジュールの作成および資料の設置や管理に関する助言を行う。
5.ルンビニ都市圏全体と地元コミュニティを結びつける博物館活動、プログラム、イベントの開発を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし。
4)配属先同僚及び活動対象者
上長:事務局長、女性、30代
配属先同僚:
チーフキュレーター、資金調達担当、財務管理担当、美術品取得担当、リサーチ・ソーシャルメディア担当、PR担当、他、男性、女性、20~40代、
活動対象者:
5)活動使用言語
ネパール語
6)生活使用言語
ネパール語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(学芸員)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要望による
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:指導的な活動のため
[参考情報]:
・世界基準の博物館の設立、管理に関する知識が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(5~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)